「がまんのケーキ」 みんなの声

ケーキが豪華で贅沢でおいしそうだったので
図書館で借りてきました。

よだれをたらして口先がケーキのそばまで伸びて
食べようかどうしようか葛藤している様子が
よーく伝わります。のどから手が出るってこいうことかも。

食べれないわけはお友達のけろこさんの帰りを待っているから。
けろこさんが冷蔵庫に貼った置き手紙を読むと
ぐっと胸が締め付けられます。

がまんすることが必要な時もある。
がまんすることで幸せを得ることもある。
わがまま娘にそう伝えたいので
この絵本はサンタさんに届けてもらおうと思います。

この絵本をきっかけにかがくいひろしさんの作品を
全部読みました。そして亡くなられたことを知りました。
もっとたくさんの素敵な本を書いていただきたかったのに。
とても残念です。

2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。誕生日のケーキかと思いましたが、特に誕生日ではなさそうです。でも、おいしそうなショートケーキを目の前に、けろこさんがお買い物から帰ってくるのをじっと耐えているこいくんとかめくんの我慢比べのお話です。

かめくんは理性で待とうとこいくんを説得します。こいくんは目の前でおあずけ状態。あの手この手で早く食べようとしているやり取りが、おもしろいですよ。こいくんの形が変わってしまうほどの食べたいぶり！こいのはずなのに、ゾウの鼻のような長い口！ふたりで食べようと納得？して、食べようとした矢先のけろこさんの釘刺しでうなだれる二人。その落胆ぶりといい、とても表情が豊かですね。それが息子を笑いに誘います。

こいくんやかめくんに比べ、けろこさんはとても美人に見えます。最後にみんなで仲良く食べられたときは、ほっとしますよ！かがくいひろしさんの絵本が好きな方にはぜひオススメです。

おいしそうなケーキを目の前に、
こいたろうさんとかめぞうさんは、
たべるのをがまんしています。

誘惑に負けそうなこいたろうさんに
かめぞうさんは、「がまんがまん・・・」

でも、とうとうかめぞうさんも
「たべてしまおうか・・・」

そのとき、息子は思わず、

「食べちゃだめでしょ！！」

と、叫んだのです！！

読み聞かせしている私も同じ思いでしたが、
こんなに夢中になって、声を上げるとは思っていませんでした。

びっくりです。

最後は、なんとか我慢できて、楽しいおやつタイムになって
私も息子も安心しました。

おいしそうなケーキを目の前にして
我慢する辛さ。
それがよ〜く伝わってきます。
５歳の娘は、こいたろうの行動に大ウケです。

がまんがまん・・・・。美味しそうなケーキを目の前に、こいたろうとかめぞうさんのやりとりがいいです。美味しそうなケーキを目の前にしてのオアズケはつらいものがありますよね。
こいたろうくんとかめぞうさんの気持ちが本当によくわかるから、妙にドキドキしてしまいました。

鯉と亀と蛙そしてケーキ。
こんな絵本、大人になるまで読んだことなくて、私はとても斬新でした。
絵本って面白いんだなっと大人も思える１冊です。

人間の究極の心理をついたこの作品。
笑い無くしては絶対読めない！！！

また、会話から垣間見える力関係とそれぞれの性格がたまらなく
愛おしいです。

「全ての学年に受けるよ。」
ボラともからの勧めで気になっていた作品でした。

3年生の読み聞かせでも、クラス中が大うけでした。
一番前の女の子が一言。「冷蔵庫にいれておけばいいじゃない」
ごもっともです。

こいたろうくん・かめぞうさんともすごくユニークだけれど、
それにも増して、満を持して登場のけろこさんの1ページの
ほぼ半分を占める顔…
このインパクトは是非、皆さまに楽しんでいただきたいです。

私はこの作品で初めてかがくいひろしさんを知りましたが、
昨年急逝されたとか…
残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

かえるのけろこさんがケーキと一緒にいただくための飲み物を買いに行っている間の出来事が中心のお話。
かめさんとこいさんは、けろこさんが帰ってくるまでじっと我慢をして目の前にある大きなケーキを食べるのを待ちます。
時々むしょうに食べたくなり、危ない！という場面も出ますが、それもまたおかしくって、笑ってしまいます。

最後にはけろこさんと一緒に仲良く食べれるのか？
というのも見ものです！

美味しそうなケーキを目の前にして、ひたすら我慢のこいたろうくんとかめぞうさん。
それはすべて、けろこさんと一緒にこのケーキを食べるため！
こいたろうくんがあの手この手でかめぞうさんを誘惑する様子が笑えます。
もういよいよ我慢の限界に達しそうになった二人ですが、冷蔵庫に貼られたけろこさんのお手紙を発見し・・・。
とうとう帰宅した色っぽいけろこさんを見て、なるほど、二人が我慢できるわけだ、と納得してしまいました。
日常のありふれた一場面を、おもしろおかしい絵本に仕立ててしまうかがくいさんって、本当にすごいですねぇ。

　大好きな ”かがくいひろし” さんだ！！

あ〜あ〜　ケーキが食べたくなる！！絵本ですヨ〜

お留守のこいたろうくんとかめぞうさん目の前のケーキを見て.....

２人の会話が面白い

読んでいる私と娘までケーキが食べたくなってしまう絵本です。

がまんできず、冷蔵庫の前を通ると...

ここの絵が可愛い。娘も私も大好きな所です。

メモを留めているマグネットに気付いた娘は...目がハートでした。

「食べてもいい？」「まだ、ダメ！」という経験は、誰にでもあるはず。

おいしそうなケーキを前に、こいたろうとかめぞうは、
食べたい気持ちをひたすら我慢します。
そう、それが「がまんのケーキ」の正体なのです（笑）

けろこさんの帰りを待つ間、２人は口が長くなったり、
首が長くなったり、我慢している様子が伝わってきて、
思わず笑ってしまいます。

誘惑に負けそうになった２人が目にしたものは、
けろこさんの素敵な思いでした。

日常的な場面をおもしろおかしく取り上げ、意外にも
心揺さぶられる一冊です。大人でも笑えちゃいますよ。