写真絵本です。全体的な作りがすごく好みで、個人的には見やすくわかりやすい良質の作品だなぁと、思いました。
文章は簡潔で1ページ1ページに描かれている写真で語っているものでした。
ところどころ写真の内容を優先しているため、使われている文字が白抜きになっているところがあるので、そのページは読み聞かせなどに使うときは光って読みづらそうです。森の中でドングリを好む動物たちがたくさん登場します。
人間が食べられるドングリは少ないうえ、
昨今は、食べるまで手間がかかる「どんぶり」をあえて食そうとすること自体少なくなっていると思います。
それでも森の生き物たちにとって、どんぐりって、こんなに大切な食べ物なんだな〜と、改めて実感しました。
読み聞かせに使うなら、4,5歳くらいから小学校高学年くらいまで。それほど分数のかかる作品ではないので、高学年に読むときは導入に使うのがいいかもしれません。