一本道って、さびしい感じもしますが、なにかに出会いそうなドキドキ感もあって、わくわくします。この本は、そんなわくわくした気持ちを存分に味わうことのできる一冊です。
一本道の向こうから歩いてくるものが、はてはて何かな。。。と想像するのですが、想像を超えるものがいっぱい登場!息子も私も、おどろきの連続でした。このおどろかされ方は、長さんの絵本に共通するところだなあって思ったり。市居さん、ナンセンス絵本も書かれるんだなあと感心しました。
一度読み終えたら、息子が「もう一度読もう!」と。もう一度、自分が一本道を通る気分になりたくなったのだと思いました。正直、私も同じ気持ちになりました。
最後の場面は、ほっとしますね。お母さんの存在は大きいなあと思います。