子供の頃、誰でも月を眺め 行ってみたいと思ったことがあるでしょう。その子供の願いを優しいお父さんが一生懸命になってかなえてくれようとします。こんなスーパーお父さんがいたらいいなあ。パパは、はしごを使って月まで行こうとするのですが、そのはしごは、すごーく長い。しかけ絵本になっていて本当に長いんです。現実離れしたお話の中にリアルさがひそんでいて、子供はもしかしたらこれくらい長いはしごがあれば月まで行けるかも…と思うかもしれません。うちの子供達も仕掛のページに大喜び。読んであげた後に何度も自分で仕掛のページをめくって楽しんでいました。月に対する夢が見られる一冊です。