「ぶたのたね」 みんなの声

子どもたちに、読み聞かせで使うといつも喜んでくれます。
一緒に聞いてる大人たちも、喜ぶので、読むほうも力が入ります。おおかみになってくやしい！！とほんとに悔しがっています。でも。出だしの、足の遅いおおかみがいた。の一言で、子どもたちは夢中です。

種は三つ貰って、１粒めは結局鈴なりのぶた全部逃げられて・・・。「あと２粒あるよね。どうなるのかな〜」と続きが楽しみ。発想のユーモラスさと可愛らしい絵で子供も私も大好きになりました。

笑えます！
何も考えず、思いっきり楽しんでください！

なんといっても、ブタが木になるのですから。
足の遅いオオカミが、きつねはかせから「ぶたのたね」をもらいます。
ぶたのたね？？？
そして、たわわに実ったブタの木？？？
オオカミが喜んだのもつかの間、ゾウのマラソン大会でブタは落ちて逃げてしまう。
それでも、一匹残って食べられると思ったら・・・？

図書館の大型紙芝居で読んでもらいました。
いちいち細かいことに目を向けていたら、絵本って楽しめない。
子供達と、おおいに笑いました。

さて、オオカミはブタを食べることが出来るのかしら・・・

足が遅くてぶたをつかまえられないおおかみが、はじめてお腹いっぱいぶたを食べられるかもしれない！　なんせ、ぶたが枝いっぱいに実る木のたねをもらったのだから。

たわわにそこかしこに実った、ぶた・ぶた・ぶたを見た瞬間。
あーいいな。
好きなものが成る木があればいいのに…そのままの形で。と、よこしまなことを考えた私でした。

発想がおもしろくて、楽しめました。

うちの子にはあまりうけませんでした。
期待して読んでみたのだけど、豚が木になるということも、ぞうのマラソン大会で豚の実が落ちてしまうことも、
絵本の世界ではあまりあっと驚くことではなかった様子。
３歳の子には理解できない面白さなのかもしれませんね。
もう少したったらもう一度読んであげようかなと思っています。

いいですねーこの設定、何もかも爆笑してしまいます。
ブタよりも走るのが遅くてブタを捕まえて食べることができないオオカミ。
だからブタを食べてみたい！というのがオオカミの憧れ。
きつねはかせからもらった“ぶたのたね”を
せっせと育てるオオカミの健気さ。
たわわに木に実った“ぶた”たち。
そのぶたの木のそばをぞうが走り抜けるために
ぶたたちは木から落ちてオオカミの元を去ってゆく。
もちろんオオカミはブタを追いかけるけども追いつかない。
そういうわけでオオカミの希望は先送り・・・・
最後には怪我までしちゃって　かわいそうに。

娘にはきつねはかせの研究室のくだりが判らなかったみたいで
『また　ぶたのたね』の方がお気に入りです。

以前から気になっていたのですが、初めて読みました。
ぶたが木になるという発想、笑えますね〜。
ぞうのマラソン大会というのも、こうきたか〜！！
理屈で考えてはいけない面白さですね。
私個人的には大好きな小沢正さんの作品を
なんとなく思い出してしまいました。
おおかみとぶたとキツネの博士といえば「こぶたのかくれんぼ」。
ほかにも「目を覚ませトラゴロウ」にも発明家のキツネが。
小沢作品はブラック＆シュールなので、この「ぶたのたね」にも
ひょっとして何かあるのではと深読みしてしまいました。
でも、ぶたが木になるなんて絵を楽しめるのはやはりこの絵本ならではですね。
何も考えず楽しんだほうが良さそうです（笑）

ぶたのなる木、足の遅いおおかみ。。。
何度読んでも、笑いがこみ上げます♪

息子も、「ぶた読んで〜！」と絵本を持って、寝床に来ます。
寝る前に何度読んだでしょうか。。。

木になるのが、ぶたさんというのも、楽しい理由でしょう。
ちょっとまぬけな感じが、キュートで、大人のワタシも大好きです。

子供が小さいころに夢中になって読んでいました。
そして・・・
『オオカミさん可哀想』って。
そんな、考え方もあるんだと感激していた本です。
大人も子供もいろんな切り口から読める本です。

走るのが遅いオオカミの話。
どれだけ遅いかって、ブタより遅い。つまり追いつけない。
つまりブタを食べたことがない。
なのでこれまで野菜と木の実しか食べたことがない。
オオカミって肉食じゃん！死んじゃう、死んじゃう。
出だしからかなりおもしろいです。
そこでキツネ博士から、ぶたの木の種をもらいます。
でも都合悪く、木にぶたがなった日はゾウ達のマラソン大会！
実ったぶたはボトボトと落ちて逃げてしまった。
このときのオオカミの表情は最高ですね！
おまけに、唯一残ったぶたにも逃げられてしまい、自分のしっぽは焼けてしまう。
そして今度こそはと、再び種を植える・・・

なんだかギャグマンガを見ているようです。
本来恐いはずのオオカミが、四苦八苦している様子は笑ってしまいます。
好感すら持てますね。
ラクして利益を得ようとするなんて甘いんですよ。
ってことを言いたかったのかなぁ。とか考えてしまいますが、すぐに理由や意味を付けたがるのは、大人の悪いところですね。
この絵本は教訓なんか忘れて、単純に楽しむべきだと思います☆