クリスマスを過ぎて手にしたこの絵本ですが、今までにないサンタクロースが登場しました。
クリスマスの日に、動物たちに餌を配って歩くサンタクロース。
そりではなく、ロバに荷物を乗せて雪の中を歩いていきます。
動物の守護神のようなサンタクロースです。
そんなサンタクロースに会いたくても冬眠生活で越冬するヤマネのグリスは会うことができません。
そんなグリスが、決心して冬眠生活を中断します。
動物たちが集まってサンタクロースからプレゼントの餌をもらうところは、とても厳かな儀式のようです。
そして、グリスはサンタクロースのポケットですやすやと眠るのでした。
うきうきしたクリスマスが終わった後、冬を見直すのに良い絵本かと思います。