とても 長新太さんらしい作品です。
昆虫採集に夢中のブタヤマさんは、うしろに何がせまっても全然気づきません。「ブタヤマさんたら ブタヤマさん」って教えてあげてるのに・・・。
ページをめくる度に、ブタヤマさんの背後に忍び寄るモノ達に、子供達は「うわー。でかずぎやー」と爆笑。
読んでいるこちらも なんだか本気で
「ブタヤマさんったらー!!」と叫んでしまいたくなります。
(小さい頃にテレビで観たドリフのコントのようなノリ。「志村うしろうしろー」みたいな・・・30代半ば以上の方ならわかって下さるかな?)
小さい子から小学生までも楽しめるでしょうし、大勢の前の読み聞かせでもうけると思います。
きっと みんなで「うしろー!」と声をかけてくれるのではないかなぁ?