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たからものくらべ」 みんなの声

たからものくらべ 作:杉山 亮
絵:中西 恵子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1991年3月20日
ISBN:9784834004809
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,108
みんなの声 総数 22
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22件見つかりました

  • レトロな香りが…

    宝物比べや宝物交換をする主人公の姉弟のやりとりが愉快です。たぶん45歳以上の人でないと、宝物とは思えない品々が登場。逆に40代以上の人なら、「私もあれ大切にしてた〜」っていう懐かしい物が出てきます。子供の頃のあの世界に浸れてちょっと幸せ。

    私の娘にとってはあれらのレトロな「宝物」はただのガラクタですが、それなりにおもしろいとは感じたみたいです。今の子だって親から見たら、どう見ても「宝物」とは思えない物を大切にしてますよね…。今の子供バージョンの「たからものくらべ」を見てみたいものです。

    投稿日:2011/04/28

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  • 子どもの大切なもの

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    お姉ちゃんと弟が、それぞれ宝ものを比べっこ。
    宝ものといっても、大人が見ればたわいもないもの。
    捨て魔の私だったら、さっさとゴミ箱へ入れてしまいたいようなものばかりです。
    でも子どもって、こういうものが好きなんですよね。
    宝ものの交換をするこの姉弟の姿を見ていて、ガラクタ(失礼!)を大切に思う子どもの気持ちをないがしろにしてしまいがちな我が身を反省しました。
    何ページにもわたって披露される宝もの、圧巻ですよ〜。
    ただの宝ものの羅列で終わるのではなく、くるみを巡るエピソードとか、姉弟の駆け引きとかがあって楽しめました。
    絵本というよりも簡単な児童書といった感じ。
    内容からいっても、読んであげるよりも自分でじっくり眺めながら読んだほうが楽しめそうです。

    投稿日:2010/08/20

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  • 子供の宝物って・・

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    題名どおり姉弟の宝物を比べるお話です。
    宝物といっても、古いテレホンカードだったり、しおりだったり
    大人からすると、たわいもないものです。

    おまけの車を自慢する場面では
    「弟に譲ってあげなさいといわれたから、譲ってあげたのに、あとで私には何もくれなかった」
    というお姉さんの気持ちに、なるほどなーと思いました。
    子供が共感しながら読めるのではないかと思います。

    うちの子供たちも、お菓子の空き缶に本人が思う宝物を入れた箱があります。
    それはもう大事にしていますが、中身にこの本と共通するようなものもあって、思わず苦笑いしました。
    最後のページのお母さんに捨てられたもの一覧にも、私が捨てた覚えがあるようなものがありました(笑)

    今は「本当にこんなものいつまでも取っておいて」と母の気持ちで読んでますが、
    私にも引き出しの中にそんな場所があったなーと、懐かしく思い出したりもしました。
    子供時代って何でも宝物になって、いいですよね。

    投稿日:2010/04/30

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  • すごいお宝・・・

    仲の良い姉弟のお話です。
    それぞれ自分の宝箱の中身を公開してくれるんですが・・このお宝がすごいんです(笑)
    母親の立場としては、そんなものを箱にしまいこんでどうするの??といいたくなるようなものばかり。(はっきりいえば、ガラクタ)
    でも、子どもってこういうものが好きなんですよね〜。
    ガラクタに見えても、一つ一つどんなものにもちゃんと由来があるんですね。
    姉弟でその宝物を交換しあったりするところも微笑ましいです。

    この本を読んで、宝箱にいたく興味をそそられたうちの息子。
    さっそく空き箱を探して自分の「宝箱」にして、こまごましたものを詰め込んでいました。

    投稿日:2009/11/26

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  • 物に詰まった思いや思い出

    絵本ナビのレビューの、心のみちくさの跡という表現が素敵だなあと思って、前から読みたいと思っていました。

    「おかあさんにすてられたたからものたち」というのを見て「子どもって、おもしろいものや使えないもの集めるよね」と私が言うと、息子が「本当にそうだよね」と。

    他人事のように冷静に言うのがおもしろかったです。

    中に豊橋の文字があったので、作家紹介を見たら絵を描かれた中西さんが愛知県出身ということで納得しました。

    息子の引き出しにも、たからものがいっぱい詰まっているようです。

    物が捨てられないものではなくて、物に詰まった思いや思い出が捨てられないから、大事なんだなあと改めて思いました。

    くるみの中に入っていた手紙もおもしろかったです。お母さんなのかな、茶目っ気を感じました。

    投稿日:2009/05/08

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  • 心の「みちくさ」の跡

    6歳のともこと4歳のたかしが、それぞれの「たからもの」を披露し合います。
    壊れたキーホルダー、ケーキの上にのっていたサンタの人形、
    節分の時の豆、トイレットペーパーの芯…。
    子どもは一緒になっておもしろがり、大人は昔こういうものを大事に取っていたな、
    となつかしくなったり…。 引っ張って中身が出た後のクラッカーに、
    「かやくのにおいが いまでもするの。ときどきだして くんくんするんだ。」
    っていうたかしくんの気持ち、ウン、わかる(笑)。

    とにかく「がらくた」、おっと失礼!「たからもの」が次々と出てきます。
    大掃除の時こういう「たからもの」を見つけると、つい手が
    止まっちゃうだろうなぁ(笑)。

    実際こんなものがたくさん取ってあったら「そんなつまらないもの、早く捨てなさ〜い!」
    って言ってしまいそう。
    そう、子どもの「たからもの」って、大人から見たら、なんでもないもの。
    でも、心の「みちくさ」の跡だったりするのかなあ、
    と、この本を読んで思いました。

    投稿日:2007/12/18

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  • こんなものも?

    姉弟がなんでもないようなものをそれぞれに保管してる
    宝物箱を持ち出して、それぞれの宝物を見せ合うのです。
    こんなものも宝物なの?って思うほどにガラクタに近いのですが
    子どもたちにとってはそれも楽しい思いだがぎっしり詰まった
    大切な宝物。
    やっぱり子どもたちには思い当たるものがいっぱいあったようで
    「あ〜!これ、オレももってる!」
    「そうそう、こんなのももっていたいよね!」
    こうしてなんでも大事に、思いで深く・・・
    たくさんの思い出を残せるって素敵ですね。

    姉弟のちょっとしたコメントも笑えるし、とっても楽しくて
    夢のあるお話しを楽しみました♪

    投稿日:2007/12/10

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  • 自分にとっての宝物いっぱい!

    お姉ちゃんのともこと弟のたかしが自分たちの宝物を比べっこするこのお話。
    分量的には童話の入門書といったかんじでしょうかあ?

    宝物っといっても、他人からすると、
    えぇ!!というものも多いもの。
    でもそこは子供。

    息子も大事にしている「せみの抜け殻」があったり、
    海で拾った貝殻があったり・・・
    共通する部分もあるし、
    驚くものもある。
    そんなバランスがいい感じでした♪

    兄弟で宝物交換をしようとするのですが、
    なんでもいいよ〜といいながら、
    ○○だめ!とかあって、兄弟の様子も日常的といった感じで、
    そのあたりも違和感感じることなく読めるのではないでしょうかあ♪

    そうそう最後のお姉ちゃんの宝物が、
    今度小学校1年生になる息子にはぴったりでした♪
    就労前検診とかが始まる時期に、読むのもいいと思いますよ!
    小学校に入学する嬉しさがこみあがるのではないでしょうか♪

    投稿日:2007/11/18

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  • いつの時代も変わらない

    • ハリボーさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子3歳、女の子0歳

    姉のともこちゃんと、弟のたかしくんがそれぞれのたからものを、たからものとなった背景とともに紹介してくれます。親からもらった、ひとつしかないものは、たいてい姉のものになってしまうところなど、姉弟(きょうだい)ならではのやりとりも微笑ましく描かれています。

    たからものといっても、拾った貝殻だったり、景品でもらった貯金箱だったり、お母さんの若かりし頃の学生証だったり、子どもにとっての大事なたからものばかりがこれでもかと出てきます。

    最後に、おまけでおかあさんに捨てられちゃったたからものたちもずらっと出てくるのですが、確かに私でも全部捨てなさいと言うだろうなというものばかりで、私もお母さん側の立場になったんだなぁとしみじみしてしまいました。

    投稿日:2007/08/28

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  • 持ってます

    ここに出てくるたからもの、きっと全部持ってます(笑)。
    何しろ捨てられない。捨ててもいいと思う物は手に入れないぐらいです。
    姉弟の関わりも絶妙に描かれてますね。
    おかしくていとしくて、笑いに涙が混じりました。

    杉山さんとの出会いはもう12,3年前でしょうか、「用寛さん」のおはなし迷路でのことです。迷い道にはまりこむたびに、わくわく。
    「用寛さん本伝」のシリーズも笑い出すのをこらえながら音読するのが大変でした。
    単行本「子どものことを子どもにきく」もその視点が素晴らしい。すべてを通じて、杉山さんのユーモアの懐の深さ、柔らかさを感じています。

    投稿日:2006/10/09

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