お姉ちゃんと弟が、それぞれ宝ものを比べっこ。
宝ものといっても、大人が見ればたわいもないもの。
捨て魔の私だったら、さっさとゴミ箱へ入れてしまいたいようなものばかりです。
でも子どもって、こういうものが好きなんですよね。
宝ものの交換をするこの姉弟の姿を見ていて、ガラクタ(失礼!)を大切に思う子どもの気持ちをないがしろにしてしまいがちな我が身を反省しました。
何ページにもわたって披露される宝もの、圧巻ですよ〜。
ただの宝ものの羅列で終わるのではなく、くるみを巡るエピソードとか、姉弟の駆け引きとかがあって楽しめました。
絵本というよりも簡単な児童書といった感じ。
内容からいっても、読んであげるよりも自分でじっくり眺めながら読んだほうが楽しめそうです。