3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。幼児向けの運筆学習帳のめいろをいつも楽しくやっているので読んでみたのですが、なぜいつもできているめいろが出来ないの?とびっくりしました。
見開き2ページの4ページ分をひとつの迷路として、ケーキの材料を集めるために次々に迷路をしていく本です。迷路自身は、生き物等を使って組み立てられたもので、私は逆に目が回らずやりやすいなーと思いましたが、息子は鉛筆で記録を残せないからか、同じところをいったりきたり。また、行き止まりが行き止まりに見えなかったり、細い道を見落としたりといつもの迷路と勝手が違うので、困惑の連続。さらに輪をかけたのが、複数ページに渡る迷路。2ページ目から3ページ目の切り替えが意表をついたように最初は理解できず、そのつなぎが難しい。その上、3ページ目にいったのに、場合によっては2ページ目に戻ってくることもあるのですが、それが???でしたね。
こういう新しい要素をいくつも含んだ迷路だったので、慣れるまでに時間がかかり(5個くらいやった?)、その上一応ケーキを作るというストーリーや迷路内にいろいろと伏線がはってあるかくれんぼにはまったくといっていいほど手をつけられず、ひたすら迷路をこなすのが精一杯。まだめいろは難しいのかな?と思いました。迷路が好きだからといって出来るわけではない、と改めて思い知らされました。でも、私はもう少しなれてきたらまた読んでやって、出来なかったことに挑戦したいなと思いましたよ。