「まくらのせんにん そこのあなたの巻」 みんなの声

幼稚園、学校の読み聞かせでいろんな学年に何度か読みましたが、どの学年にも大ウケ間違いなしの一冊です。
意外に高学年でも、にやっとしてくれます。
そして、ついつい読む方もテンションが高ーーーくなってしまいます。

かがくいさんの本はどれも大好きで甲乙付け難いですが、親子共々ナンバーワンに選ぶのはこの本です。

こんな仕掛けが待っていようとは！
こんなにキュートな仙人会ってみたい！

だるまさんが、以降、すっかりその面白さに魅了されてしまった我が家では、かがくい作品は鉄板です。

みんなを巻き込んでの求心力の高さはピカイチ。
隅々まで、見開きまで楽しめる、計算された構成に脱帽です。

学校の読み聞かせでも、時間調整などで持っていくと助かる作家さん。
外しませんから。急逝されたのが残念です。
でも作品はこれからもずっとずっと受け継がれていくことでしょう。

そこのあなたの巻？？？
どういうこと？と思いながら読んだら、そういうことか！！と納得。
子供も「とんとんとん、とんとんとん」と喜んで絵本をたたきます。
子供も参加できる絵本。
こういう絵本があることに驚きました。
かがくいひろしさんの絵本、ユーモアがあって大好きです。
これも期待を裏切らない作品です。

かがくいさんの最終作ということで図書館で借りてみました。
1年生の娘が本をひっくり返したり、首をひねって逆から本を覗き込んだり、トントン言いながら絵本をたたき出すしで、何してるん！？って思わず叫んじゃいました。図書館の本でしたから。
その後、かなり気に入って購入しました。

こんな参加型のほのぼのとしたしかけ絵本はじめてです。もう少しちいさい頃に出会いたかったな。1年生の今でも楽しんじゃってますが。
次回作がないのが本当に残念です。大切に読みたいと思います。

主人公のまくらのせんにんさんと、しきさん・かけさんが、穴にはまって抜けなくなってしまった動物たちを助けようと、悪戦苦闘するお話。

ストーリー展開もおもしろいですが、穴から抜け出させる方法が何より楽しいです。

絵本を逆さまにしたり、叩いたり、振ったりと、ただ読むだけでは終わらない楽しい絵本です。

絵本なんて・・・っていうお子さんでも充分楽しめる絵本だと思います。

我が家の二人の娘は、かなり気に入って読んでいます。

息子が2歳の頃に、親が気に入って購入しました。

買ってすぐの頃は反応がいまいちだった息子。
何となく、せんにんさまの言う通りにトントンしていましたが、今ひとつ理解できていなかったようです。

3歳半を過ぎて、久しぶりに読むと、せんにんさまがはまってしまう所など、「ぐふふふっ」と大ウケでした。

かがくいさん作品は、大人も読んでいて楽しく、あったかい気持ちになれるので大好きです。とってもオススメ！

お話の展開も、言い回しも面白いです。
加えて、一生懸命、そこのあなたになって、みんなを穴から抜け出させてあげようとする娘の姿を見るのも、とても楽しいです。何度やっても、一生懸命に参加するので、子供の素直さに毎回、出会えます。

穴にハマった動物たちが、「ふんぎー、ふんげー」と表されているのですが、それがウチの３歳の息子にはツボだったみたいで、「ゾウがフンギー、キリンがフンゲー」と喜んでいます。

また、本を逆さまにして叩くと穴にハマった動物達が落ちてくると言う所も面白いみたいで、何度もトントンとたたいています（笑）

こういう、参加型の本も面白いな〜と思いました。

今まで読んでいた本とは違うタイプ！
最初、息子に読んだ時はピンとこなかったらしく、「もう1回！」のリクエストもなかったのですが、読み方を変えて再度挑戦。
そうすると、ツボに入ったらしく何度も読んで！とせがませました。
新しい発見があった絵本でした。

この絵本はとっても考えられていてとっても面白かったです。読み手にストーリーの展開を助けてもらって展開していくので、子供もお話の中に引き込まれていました。大人の私も思わず「おぉ〜！」って言ってしまいました。