ティモシーとサラのシリーズ。
『ティモシーとサラとデイジーさん』で、閉館となる予定の劇場で演じられた
最後の演目が描かれます。
主役のひなぎくひめは、サラが演じます。
ひなぎくひめは、ひそかに魔法使いの修行中。
そんなある日、ドラゴンが現れて大騒ぎになります。
折しも、無断外出で謹慎中のひなぎくひめは、そっと抜け出し、
ドラゴンと心を通わせるようになるのです。
勇気を持つこと、自分を信じること、という舞台のストーリーが
そのまま、演じるサラをも支えてくれるのです。
いつもながら、夢のような舞台衣装にうっとりです。
たしか、サラのおばあちゃんのお手製だった、と、同じシリーズに描かれていましたね。
劇場支配人のデイジーさんの姿もサブストーリー。
思いやりがいっぱい感じられる作品です。