今年の春も、桜の花が満開に咲きました。
幸せなことに、家の窓からはさくらの木が見えます。
ちょっと散歩すれば、川沿いには桜道があります。
なんて、幸せ者だろうって思います。
さくらは、遠くから見ても美しいし、近くで見ても美しい。
絵本のさくらも、なんと美しいことか!
詳細に描かれたさくらは、見ていて感動します。
特に、ひよどりやすずめがやってきて、
花のみつをすっているシーンが好きです。
鳥も可愛いです。
生きてるみたい。
桜は、花をつけているときが一番輝いています。
でも、桜の花びらが散ったあとも、
小さなドラマがいっぱいあります。
桜、ひよどりやすずめ、せみや小さな虫たち、
一年を通して、命の輝きがそこにはありました。
また、来年になったら、新しい花を咲かせるのでしょう。
今年と一緒のように見えても、まったく違う花です。
美しい絵に添えられたことば。
長谷川摂子さんの優しく語り掛けるような文章を読んでいると、
心地よかったです。