最近息子ところわんシリーズを読んでいます。内容的には2、3歳向けかなと思われるので、親心としてはもう少しストーリー性のあるものを読んでほしいなと思っていました。今回はころわんのお母さんが登場してお母さんのころわんへの接し方が優しくていいなあと思いました。
ころわんは公園でお人形を拾います。おうちに連れて帰って来てしまいました。お母さんはすぐに咎めたりせずに頃合を見計らって声をかけます。
友だちのおうちに行った時などに気に入ったおもちゃがあると離したがらないというようなことは、子どもにはありがち。子ども心を大事にしながらも、言うべきことや教えることは教えなければならないことがあります。そんな時、ころわんのお母さんの対応は参考になると思いました。
黒井健の描く優しいタッチの絵もお話によくマッチしています。