きつねのしっぽを触る悪ガキに注意してくれた女の子のもとに、夜にキツネが訪ねてきます。そして、お礼にしっぽをくれるというのです。
とまどう娘に、きつねの親はえりまきにしたり、ほうきにしたり、と必死で使い道を説明します。ほうきなんてもったいない!
でもうんと言わない娘に親狐はむりにもうしっぽを抜いてしまいます。ええー!しかもポンッと音がするのです。びっくりするだろうなあ。
そして帰っていく親子キツネにはすでにしっぽが1本ずつ生えているという、、、。
しっぽを抜くくらいなら触られているほうがいいのでは?
親狐のしっぽは抜いてもまたはえるの?
と、納得いかない部分もありますが、美しい話ではありますね。