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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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いしゃがよい」 みんなの声

いしゃがよい 作・絵:さくらせかい
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2015年05月15日
ISBN:9784834081640
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,161
みんなの声 総数 41
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41件見つかりました

  • 2010年「こどものとも 年少版」で立ち読みました。
    大人にも読んでもらいたいなと即思いました。
    が、嬉しいことに、今年新たに出版されたようなので、仲間に薦めたいと思います。

    タイトルのいしゃがよい″という文言が妙に懐かしく、最近は聞かない言葉だなぁ〜と思いました。
    なんか、明治の文豪たちの作品にはずらずら出てきそうですよね。

    さて、お話は中国のようです。
    エンさんが、山にきのこ狩りに行って、大声で泣いているパンダの子を見つけ、育てることにしました。
    ここから、エンさんの子(パンダ)育てが、始まります。
    人間もパンダも子どもは、いつも気を抜けません。
    やれおなかが痛い、頭が痛い、やれ風邪だと、親はそのたびに右往左往しながら、子を連れ、懸命に快癒を願い医者通いをします。
    医者通いの経験のない親御さんはいませんよね。
    私も子育ての中で、何度もハラハラドキドキし、医者通いをしました。

    エンさんは、体の弱いファンファン(パンダの子)が病気になる度、自転車にのせて、ひと山越え、ふた山越え必死にいしゃがよいをします。

    この山が、中国の山水画に出てくるような妙にとんがった山なんです。
    このとんがり具合が子どもには単純に可笑しく、大人にはエンさんの苦労が伝わるようによく描かれていると思います。

    月日は流れ、パンダは見事に成長し、エンさんは、・・・・・・。

    扉絵から魅力的なさくら先生の絵は、「オヤジの海」もそうでしたが、横に白いストライプが全見開きに入っていて、なんとも言えない深淵な味があります。
    とても落ち着いた気持ちで読めるので、私は好きです。

    最後まで、幸せな気分で読めました。
    やはり大人が読むと、ジーンとする素敵な作品です。
    絶対お薦めです!

    投稿日:2015/07/09

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  • 待っていました!

    • KRさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県

    ムスメが幼稚園のとき、「こどものとも」の配布本でした。

    「いしゃ、がよい(通い)」と、
    何度教えても、「いしゃが、よい!」と読むムスメ…
    でも、何度も読んでとせがみ、読むたびに、なぜか涙をこらえる私。

    ハード版で出版されるのを、ず〜っと待ってました。

    こどもは、楽しいフレーズとかわいい絵に夢中。
    そして、大人はわが子を思い、
    そして、親への感謝も感じる1冊だと思います。

    投稿日:2015/06/25

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  • じんわり

    ぱっとめにつくタイトルです。「医者が良い」なのかなあ、とおもいつつよみはじめたら、ちがっていました。
    内容をまったくしらず、人のいるところで、よみはじめたので、最後はじんわりとこみあげてきて、思わずあわててしまいました。
    あたたかいお話です。
    家族でも、友だちでも、こういうエンさんとファンファンのような関係をきずけたなら、本当に幸だなあ、としみじみ思います。
    パンダがでてくることや、絵の雰囲気から、中国の民話の翻訳なのかと、思わず、著者を確認してしまいました。
    なつかしくも、あたらしい印象の絵本だとおもいます。

    投稿日:2015/06/21

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  • いしゃがよい?

    いしゃが良い?と、なんだか不思議な題名だなぁと思って手に取りました。
    でも本当は「医者通い」のお話だったんですね。
    ちょっぴりユーモアのある挿し絵で語られる、感動的なおはなしでした。その落差がとてもいい感じです。
    途中、何度か歌をうたう場面があるので、読み聞かせなどで印象的に読んでも楽しそうです。

    投稿日:2015/06/20

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  • 中国が舞台??

    タイトルがひらがなだったので
    勝手に「医者が良い」と思って読み始めたら、
    「医者通い」でした。
    小さい子がいるママには、いやな響きですが…
    これは、おじいさんがパンダを育てながら
    ときどき病気になるから山を越えて医者に行くって言う話。
    え?パンダ?
    中国の田舎の話?
    なんとも不思議な舞台設定ですが、
    なんとものんびりしていて心が和みました。
    自転車にのせて山を越えて医者に行くおじいさん、
    うしろで苦しそうにしている病気のパンダ…。
    ラストのオチは…、ここでは書きませんが、
    オチがよかった。ありがちといえばそうかもしれないけど、
    年老いた母を持つ身にはじんと心にしみました。

    投稿日:2015/06/16

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  • 親子の愛を感じます

    一度読んだだけで、その世界観に引き込まれました。


    病気がちなパンダのファンファンを背負い、
    エンさんは自転車に乗って、
    ひと山越え、ふた山越え、医者通い。

    少しずつ大きく成長していくファンファンを
    エンさんは何度も医者に連れて行きます。

    やがて年老いていくエンさん。
    すっかりおとなになったファンファンは・・・・・・。



    「おじさんとパンダ」という不思議な組み合わせですが、
    ふたりを結ぶ強い絆は、
    親子の愛を感じさせるほどあたたかく、
    わが子を思う気持ち、親を思う気持ちにあふれています。

    読んでいて、自分が子どもだった頃
    自転車で病院に連れて行ってくれた母を
    思い出しました。



    もう何年も前、月刊絵本で知ったこの本。
    念願の書籍化に、心が熱くなりました。

    投稿日:2015/06/01

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  • 素敵な関係に感動!

    いしゃがよい
    医者通い

    この言葉から通院する話、病院受診して、
    お医者さんや治療の話が出てくるのかとイメージしていましたら、
    そうじゃない。

    身体の弱い パンダのファンファンと エンさん。

    おじいさんになったエンさんと 大きくなったファンファン。

    お互いを大切に思って
    労わりあって 病院に連れて行く。

    お医者さんや 病気治療の場面は出てきません。

    弱い立場にいるものを
    力のあるものが助ける。。当たり前であるはずのことが、
    今の世の中 疎遠になってきています。

    絵を見ながら
    よみきかせなら 小さいお子さんでも
    何かわかったり 気づくと思いますし、
    50代の私も 大切にしたい内容だと思いました。

    投稿日:2015/05/30

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  • ずっとなかよし

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    エンさんは、パンダのファンファンととってもなかよし。
    ファンファンを連れて、医者通いをしてくれます。
    年月が流れて、今度は立場は逆になっても、ふたりはずっとなかよしだなんていいですね。
    とてもあたたかいお話でした。こんな関係うらやましいです。

    投稿日:2015/05/23

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  • グッとくる

    ある日、エンさんは、まよいパンダをみつけるのです。

    体の弱いパンダを背負い、ひとやまこえ、ふたやまこえ、医者通い。
    初めは、ちいさいちいさいパンダ。
    夜中に何度も、ちいさい娘を病院まで連れて行ったのと重なりました。

    自転車の後ろに乗ったパンダは、少しずつ大きくなっていきます。
    見えないけれど、ふたりの暮らしぶり、絆が深まっていく様子がわかります。

    やがて、医者通いは…。
    きっと我が家も、いつかこんな風になるんだろうなって。

    時は流れる。子どもも成長する。
    長い長い時間をかけて築き上げた絆。
    なんだか、グッとくるお話でした。

    投稿日:2015/01/23

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  • 家族の健康を願う気持ちが溢れる絵本です

    • マツザカさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子0歳

    さくらせかいさんのイラストのファンだった私に
    出産の御祝に頂いた絵本です。

    パンダの子と不思議な縁でパンダの子を育てることになったエンサン
    の、山あり谷ありの医者通いが繰り返し素敵なイラストと言葉で
    描かれていて、最初に自分が読んだときはラストでジーンときました。

    医者通いの度に唄う歌があるので、そこだけ特に大きな声で節をつけて
    読んであげるとけらけら声をあげて笑っていました。
    もう少し大きくなれば、一緒に声を出してくれるかな〜と思います。

    全編としては、病気の家族への優しさ・思いやり・健康を願う気持ち
    がテーマだと思うので、大人の方にもお勧めできます。

    投稿日:2012/02/08

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