王国の鍵 4 戦場の木曜日」 みんなの声

王国の鍵 4 戦場の木曜日 作:ガース・ニクス
訳:原田勝
出版社:主婦の友社
税込価格:\2,200
発行日:2010年04月
ISBN:9784072548066
評価スコア 4
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  • ここで終わらないで、先が気になるっ!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子11歳

    そうかなそうかなと思っていたら訳者の後書きで、はっきりしました。
    この物語は『アーサー王の伝説』のアーサー王が主人公のモデルで、物語のあちこちに散りばめられたエピソードや舞台は、歴史的に有名な場所や、過去の有名な物語がベースになっているようです!!

    ストーリーは個性的で読者をぐいぐい引っ張っていく面白さとスピード感があります。
    キャラクターや背景の説明は程よくひきつけられる内容で、読み手(少なくとも私)はいつの間にかアーサーやリーフ(主人公の人間の友だち)と一緒に厳しい戦いや冒険の旅に繰り出しているのです。

    これまでの1〜3巻はとりあえず、1つの山場が去り、ある意味ホッとする結末で、アーサーは自分の世界に戻れるシーンで終わっていましたが、この4巻ではそうはいきませんでした。
    アーサーそっくりの偽物が、伝染病の金をまき散らしながら第二世界(私たちが普段考える地球のある世界)にいるため、もん人が同じ世界に帰ってしまうと、世界を壊してしまうからです。
    いわゆる、「ドッペルガー現象」というやつでしょうか?
    そこでリーフ1人が地球へ帰り、アーサーの偽物をやっつける任務を仰せつかったのですが…。って、とこで終わってるんですよ〜!!

    そんな、続きが気になるじゃないですか!!
    とにかくそういう訳で、ファンタジーですが主人公のアーサーがとても家族愛があり、友情深く義理堅い心の強い男の子なので、彼の人柄に惹かれつつ、物語の世界にハマっていってしまいます。
    小学校の高学年くらいから読めると思いますが、世界的な歴史にかかわることや、いろいろな物語がベースに散りばめられているので、
    いろいろな経験を積み、歴史もある程度習っている中学生、高校生くらいの方が楽しく世界を創造できると思います。

    投稿日:2011/03/27

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