まだ、娘と言葉でのコミュニケーションがとれなかった頃・・(1歳なりたて)、私からもあまりしゃべったりしていなかった。ある日、親戚からもらったこの本を間に置いて、読んであげた。すると、「読み聞かせ」をしたつもりが、一方的に読みきかせたのではなく、コミュニケーションの道具になっていたのだ。どういうことかというと、私が「わんわん」と言おうとすると、そのタイミングを見計らって(私の口元を見て)、一緒に「わんわん」と言ったりする・・・といったぐあいに。私と娘の心が通じ合う嬉しさを感じた・・・大切な一冊だ。