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イソップものがたり ライオンとねずみ」 みんなの声

イソップものがたり ライオンとねずみ 作・絵:ジェリー・ピンクニー
訳:さくま ゆみこ
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2010年05月
ISBN:9784895728096
評価スコア 4.79
評価ランキング 474
みんなの声 総数 18
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  • 字の無い絵本

    この本を図書館で借りたとき「あら、ずいぶん迫力のあるライオンね」と係りの人に言われました。
    確かに、リアルなライオンです。

    文章はなく、絵と動物の鳴き声だけです。
    イソップのお話なので、あらすじを知っていればすんなりわかるでしょう。

    描き込まれた絵からは、動物の迫力や自然の美しさがよく伝わってきました。

    投稿日:2011/11/29

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  • 果てしない想像力。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    驚きました。
    この絵本には、文章がない。
    おまけに、表紙にも題名がなく、
    なんて、斬新な絵本でしょう!

    ライオンの昼寝の邪魔をしてしまったねずみ。
    しかし、ライオンは逃がしてやります。
    ねずみは、逃がしてもらった恩を忘れず、
    密猟者に捕まったライオンを、
    ねずみが助けるというあの有名なイソップ物語です。

    書かれている文字は、動物の鳴き声や擬音のみ。
    絵のみでおはなしが進みます。
    その絵の画力が素晴らしい。
    あたたかみがあるというか、動物に対しての優しさが感じられます。
    野生動物のありのままの姿が描かれていて、
    生命力を感じます。
    あくびをしているライオンの足元でも、
    アリやカエル、そしてねずみといった小さな生き物も、
    生きているんです。

    ライオンに捕まったねずみ、
    そして、密猟者の罠にかかってしまったライオン、
    どきどきしました。

    このおはなしが温かく感じるのは、家族が描かれているから。
    ライオンの家族、そしてねずみの家族。
    最後の見返しの絵には、ライオンの家族とねずみの家族が
    仲良く描かれています。
    本来はありえない画なのでしょうが、とてもほほえましい。

    まさに、読み手の想像力を掻き立ててくれます。

    娘の反応は?というと、やはり、難しかったようです。
    ストーリーを知らないと難しいかな?
    もう一冊、別の作家さんの絵本も借りていたので、
    そちらを読んで、ようやく理解出来たって感じ。

    とはいえ、文章がない分、おかあさんの生の言葉で、
    子どもに伝えるイソップ物語というのも素敵だと思います。

    投稿日:2011/09/28

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  • 見入ってしまう絵

     見入ってしまうんです。私にとっては、何とも言えない
    ふしぎな筆使いなんです。
    色使いも気になってしょうがないです。
     素敵です。

     題名がないのもびっくりで、裏返してずいぶん探してしまいました。

     息子たちは、「なんで?」「絵だけ?」
    とめくる度に色々言うので、珍しく、
    ・・・ひとりで見たかった・・・と思いました。

    投稿日:2011/05/24

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  • 想像するたのしさ

    イソップ物語の一つです。
    有名な話なので知っていることが前提です。
    (語りのない絵本なので、原作を知らないと難しいかも)
    原作を知ったうえで眺めてみると、いろいろな膨らみを感じました。
    物語にしてしまうとさほど長くないお話ですが、ライオンとネズミの出会い、睡眠を邪魔されたライオンがネズミを許すしぐさ。
    ネズミの家族。
    捕らわれたライオンを解放するネズミのしぐさ。
    あまり、両者が言葉を交わしているようにも見えないのですが、それぞれの個性に膨らみがあって、受け取る印象も読む人によってまちまちなのではないでしょうか。
    お説教臭くなくて、とても楽しめる絵本です。

    投稿日:2011/05/19

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  • 目が合ってしまった!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    図書館で表紙を正面にして置いてありました。
    思わず目が合ってしまいました。
    画面いっぱいの、堂々としたライオンの顔。
    あれっ?題名は?
    手にとって見て、表紙をめくると、アフリカの草原の様子。
    そして、もう一枚めくって、
    『イソップものがたり ライオンとねずみ』
    やっぱり…

    背表紙には、題名が書かれてありました。でも、背表紙が見える状態で本箱に並んでいたら、
    『これは読んだことがある。』
    で、きっと手に取らなかったでしょう。

    特徴は、表紙だけではありませんでした。
    ホー、ホー、ホホー
    キキーッ
    ガルルル
    チュウ
    書かれている文字は、動物の鳴き声や、擬音だけしか表記されていません。
    多くの人が知っているお話だけに、絵だけを見ながら、充分理解することができます。たとえ、お話を知らなくても、まるで画集を見るように楽しむことができ、絵だけで、その内容を汲み取ることができるはずです。

    投稿日:2010/08/29

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  • 新鮮なイソップ

     絵本なびのトップページで紹介されていたので、気になっていた絵本です。

     おなじみのイソップですが、文章がないので、とても新鮮でした。文章がなくても、ライオンとネズミの会話が聞こえてきそうです。迫力のある絵も楽しめました。
     もし、この絵本を読み聞かせるとしたら、どんな言葉をそえようかと、考えました。

    投稿日:2010/07/20

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  • 写真かと思った

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子8歳、女の子6歳

    「うわあ、写真かと思った!」
    私たち親子が最初に思った感想です。
    よく見ると絵だということが分かるのですが、それだけリアルで美しい絵なのです。
    この表紙を見て、ひかれた人は是非読んでみてください。

    とは言っても、中の文章はほとんどなし。
    擬音語のようなものがちょっとあるだけで、絵を見ながらお話を想像していきます。
    でも、絵がすばらしいので、どんなお話かは子供でも分かっていましたよ。

    文章がない分、文字で教訓らしきものが語られることなく、そこが説教臭くなくていいです。

    お話はイソップの「ライオンとねずみ」
    イソップは、面白いんだけど後味がちょっと悪かったり、皮肉な感じだったり、ブラックな感じがするものも多いですが、このお話は珍しく読んだあと安堵するお話です。
    ライオンとねずみのふところの広さも感じさせます。
    そういえば、子供のころこのお話は安心できるので自分は好きだったように思います。

    斬新な見せ方のイソップ絵本で、降矢ななさん絵の「いそっぷのおはなし」と共におすすめします。
    絵を十分に堪能してみてください。

    投稿日:2010/06/26

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  • ひとめぼれ!!

    表紙を見て ライオンの迫力にまず 心が奪われてしまいました。
    開くと 文字のないぺージが続きます。
    でも、ドンドンと ものがたりの世界へ引き込まれて・・
    “この本を誰と読もう”か今からワクワクしています
    そうそう、カバーの下のライオン&ねずみもお気に入りです。

    投稿日:2010/06/08

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