「いいから いいから4」 みんなの声

　おじいちゃんの家に、「にんじゃ」がやってきました。なんで、にんじゃ？と笑ってしまいました。
　おじいちゃんに向かって、しゅりけんの練習をしますが、あぶなすぎる、、、。でも、おじいちゃんは、いつものように「いいから、いいから」

　誰がきても、なにがあっても、おじいちゃんは平気ですね。こんなふうに、おおらかになるのは、なかなか大変そう。
　ユーモアたっぷりにおおらかに描かれた絵をみていると、リラックスしてきます。

忍者もさることながらお母さんも良い味出してる4冊目。
いや、本当にこのシリーズは面白いですね。
大人の私がすっかり虜になってしまいました（笑）
このおじいちゃんがこの家にいる限り、どんなことがあってもこの家族は大丈夫だろうなぁ...と思ってしまいました。
我が家にもこのおじいちゃんがいてくれたらなぁ。

情けない忍者さんが登場です。
とくに手裏剣さばきが苦手のようで、ホント危なっかしいです。
おかあさんが忍者の修行を始めようと思いたったのも、情けない忍者さんでも何とかなる、という見本があったからかも。
裏表紙で忍者さんが縁台の下にいますが、忍んでいるつもりでしょうか？
おじいちゃんは「いいから　いいから」って、気がつかないふりをしてあげているのかな？

いいからいいから〜
で、何事もうまく受容していくおじいちゃん。
今回はなんと忍者がうちに住むのです、
もう大爆笑！
手裏剣が顔のそばに刺さっても感心するばかり。
鍋から登場なんて！

長谷川さんの豪快な絵は、
いつだって元気をくれますよね。
そしてこのシリーズのおじいちゃんはそのパワーが抜群です。
日々怒ったり悲しんだりの気持ちに
悩み苛まれる私には
それがとんでもなく優雅に見えます。
す、スゴイ！
平和で温かな世界に親子で包まれます。

いいからいいから〜
読んだら、きっと口をついて出てきちゃう。
いつだって楽しい気分になれますよ。
ママだって、のオチ、
ビックリしつつも内心、
「今から何か始めちゃう？」
自分の勇気づけまでしてもらえる絵本です☆

こんなすごい家族が本当にいたら、どれだけ毎日がハラハラドキドキ、そして楽しいんだろうと思いました。
今度は忍者の登場にびっくりしましたが、それだけではなくて、お父さんまでが忍者を連れて帰ってくるとは。さすがおじいちゃんの子供です。
こんなにおおらかな人は今の世の中いないと思いますが、それでも少しでもこのおじいちゃんに近づけるようにもっとおおらかに生きたいと思いました。
楽しくて、素敵な１冊だと思いました。

このシリーズは子どもが好きなアイテムが入っているので子どももよみやすいのかなとおもいます。おばけに貧乏神に忍者、、気になる人物の登場ですね。毎回いいからいいからというセリフで乗り切ろうとする姿に大丈夫かなと思うのですが、たまにはそれくらい軽い感じでもいいかな。おじいちゃんだからできることなのかも。しかし子どもがいいからいいからという言葉で済まさないようにしてほしいなーー

相変わらずの動じなさ。
「わたしをめがけて、手裏剣を投げろ」って…。（汗）
今回も「いいのか？いいのか？」と思いながら読み進めていきました。

最初は、狙っても外してしまう、未熟な忍者。
最後には、狙って外すまでに成長！

おじいちゃんと接しているうちに、忍者として、人間として、欠けていた部分を得ることができたんじゃないかなって思いました。

にしても！
「なんでお母さんまで！？」と、ツッコミつつ、「ちょっとやってみたい…」と思う私も居ました（笑）

このシリーズの中でもユーモアが有って私は好きな１冊です。どうしてこんなところにこんな人がやってくるのだろうか、少し不思議ですが、そこがまた面白く、そしてまたこのおじいさんのおおらかさが良い味を出しています。ここまでおおらかに、そして楽しく過ごせる前向きなおじいさんは本当に素敵ですね。
私もこんなに楽しいおじいさんを目指したいです。

毎回、ふしぎなキャラクターと関わるおじいちゃんですが…今回は忍者です。
忍者も十分変わっているのですが、「あ、今回は人間だ」と思ってしまいました（笑）。
お世話になっている家のおじいちゃんに向かって手裏剣投げの練習をするのはいかがなものかと思います。
でもみんな快く忍者と付き合ってくれるさすがの家族です。

5歳の息子たちと一緒に読みました。息子たちはにんじゃが好きなんで喜んでました。でも読んでいくうちに忍者よりおじいちゃんが面白いことに気付いたようで。11歳の娘は１から知っているのでおじいちゃんのオデコを見ては喜んでました。こんなおじいちゃんがいていたらよいなと癒されました。まだまだ続編が読みたいですね。