バーバパパの家も家族が増えて,狭くなってきました。そこで,新しい家を探すことにしました。
バーバパパたちは,色々な困難に直面しても,あきらめることなく,体の形を変えることで,立ち向かって行きます。この体の形を変えて,解決していくというところが,固定観念だけであきらめないことの大切さを伝えているようにも思えました。
この絵本でも,怪獣のような機械が襲ってきますが,家族全員で追い返します。息子も,この場面が大好きで,バーバパパたちを応援していました。
また,体の形が変えられるということは,逆に個性が埋没してしまいがちと思われますが,バーバパパの子ども達も,色々な特技を持った個性的な子ども達に描かれており,十分楽しむことができました。
このシリーズは,単にバーバパパたちの大活躍として楽しむこともできるのですが,家族の大切さや環境問題なども考えさせられる絵本だと感じました。