ねこの花火職人さん、今夜の花火大会に向け、気合いを入れて準備、準備。
気っ風と威勢のいい、花火職人の心意気、カッコイイ!
白猫・黒猫・虎猫の三組にわかれ、“わざと度胸”の鬩ぎ合い、ウ〜、シビレル〜。
おひさまが沈み、サー始まった。……。
猫さんの花火の打ち上げ大会ということで、どんなものかと読んでみたら、最初から元気の出ちゃう切り出しです。ポンポンポ〜ンと弾むような、調子の良い語り口調で、本番前の緊張と逸る空気が伝わってきます。
花火はというと、ま〜素晴らしい、絵本でこれだけ迫力のあるものを伝えられるのかと驚きでした。花火大会を見に行く前に、また、見に行った後に、開いてみるのも良い楽しみ方だと思います。
大会前の、職人さんたちの準備の様子も細かく描かれていて、『ふむふむなるほど』と、勉強になります。
息子が4歳の夏に読みました。父子で、花火の真下で鑑賞する花火好きでしたので、うけましたうけました。
表紙を見るだけで今でも、「たまや〜、みけや〜、とらや〜。」って言っています。