「スモウマン」 みんなの声

最近何かと問題続きの大相撲ですが、娘は大相撲ファンである父親の影響でお相撲好き。
と言っても見る方ではではなく、お相撲して遊ぶのが…なんですけれど。

『スモウマン』は絵本ではめずらしくお相撲さんが主人公。

すしのねた部屋幕下力士のスモウマン。
関取目指して稽古に励んでいます。
ところが、どこかから助けを呼ぶ声が聞こえると「ドスコーイ」と化粧回しをマントにして空を飛んで駆けつける正義の味方になるのです。

ストーリーは単純明快。
けれど長谷川義史さんが絵を描いているだけあって、ページの隅々まで見所がいっぱい。
特に大人ウケするネタがたくさんあります。

個人的には、部屋の壁に貼ってある「モンゴルには歩いて帰れない」、「オレたちはまっている　全日本プロレス」の張り紙が好きです。

「スモウマン」で大相撲人気回復！にはならないでしょうかねぇ…

長谷川さんの迫力のある絵はこの絵本でも健在でした。相撲の決まり手も描かれているのでとても相撲に興味が湧きました。正義の味方の相撲マンもとても頼もしかったです。ちゃんこまで御馳走してくれるところが気に入りました。呼んだら遠くからでも駆けつけてくれる、空も飛べるなどウルトラマンを思い出しました。マスクを着けておらず覆面もしていないので逃げ隠れもせず潔いなと思いました。さすが長谷川さん細かいところまでとても芸が細かくてうっとりしました。相撲マンが登場する商店街、まわし、相撲部屋など本当に面白さ満載です。

長谷川義史さんのにぎやかなイラストに
やはり！！釘付けの子どもたちでしたね。

ドスコ〜イと飛んでいく姿が、かっこよく
日本版スーパーマンのようでした。

正義の味方はやっぱり子どもたちのアイドルですね。

助けた女の子が「ぐ〜」とオナカがなるシーンは
子どもたちもうけてました。

長谷川さんの絵、見入ってしまいますね。
読み聞かせていると、娘が「ちょっとまって！」といって、ページをめくるのをとめます。絵を隅々まで見たいんですね。とくに、相撲部屋の壁に貼られたポスターの文字、笑えます。
正義の見方、スモウマン、カタカナで示すのがまたかわいい＋かっこいいんです。弱きを助ける心を教えてくれます。
また、相撲のいろんな決まり手をこの本で知ってしまいました。読んだ後、親子で相撲をとるのもいいですね。

中川さんが出した本の中で本人がお勧めとして
紹介してあったので読みました。
相撲を知らない人でもすごく面白いと、思います。
裏表紙に相撲の決まり手がびっしり載っていて
豆知識としても楽しめるはず・・
お話も子供たちは大笑いでした。
長谷川さんの絵は色々探すのが楽しくて話が脱線してしまうほど。
スーパーマンのようなスモウマンが現実にいたら
いいですよね〜

困っている女の子の「スモウマーン」という声を聞きどうこーいと飛んでって悪者をやっつけ女の子を助けます。そしておなかのすいてる女の子にちゃんこをご馳走するという非常に単純なストーリーです。

この本を読みながら
「え？なにこれ？ちょっとこれはばかばかしいかも・・。この本は１回で終わりかも。私もすもうにはあまり興味ないしね。」
と思ったんです。
しかし、反応なく黙って聞いていた子供たちが
「わあ、面白かった。もう１回読んで！」
って、面白かったの？
いせひでこさんの「ルリユールおじさん」みたいな本をセリフを覚えるくらい好きな長女がこの本を喜ぶなんて。
なんだかんだいっても、所詮は子供。やっぱり単純明快・勧善懲悪のスッキリ系は楽しいのね。

まあ、文も短いので何度でも読んであげるわ。
ということで、結局何度も読んでいます。

先日幼稚園におすもうさんが来て大喜びだった娘の為に読みました。でももっと喜ぶかと思いきや、意外とさっぱり聞いていました。でも長谷川義史さんの絵本は隅々まで絵が書かれていてじっくり読むほど面白いです。子供より大人の方が隅々に書かれている絵本のストーリーとは直接関係の無いところを読んで喜ぶことでしょう。私もつぼにはまりました。パパが帰ってきたら見せちゃいます。

相撲のヒーローものって初めて見ました。相撲を子どもや海外の人に紹介するのに適した一冊ではないでしょうか。相撲の決まり手の図解も載っていので、勉強になりました。私は、相撲部屋の張り紙「モンゴルには歩いて帰れない」「オレたちはまっている全日本プロレス」というのが笑えました。この辺のギャグは子どもには通じないかもしれませんが。息子が中川ひろたかの「さつまいものおいも」が好きなので、読んでみました。

幕下力士のスモウマン。
「助けて〜」の一言で、どこにでも飛んでいく。
正義の味方なんです。
単純なお話で、絵がユニークなので、子供は好きですね。
大人は、違った楽しみ方が・・・
背景の所々に書かれてある看板・ポスター。笑えますよ。
探して、一人でクスクス。子供に言っても分かりませんから。
それぞれ、違った楽しみで読めました。

とにかくおもしろい絵本です。
本編も楽しいけど細部に散りばめられた面白ポイント。探す絵本を
読むように見つけるのも楽しいです。
読んだ後、娘はお布団の上でパパとおすもうごっこをしてました。
余りなじみのなかったすもうが身近になったようです。