はらぺこのしろぶたくん、いそいで食べものを探しに行きます。
「そんなに いそいで どこへ いくの?」と声をかけるのは、さまざまな種類(色彩)のぶたくんたち。
しろぶたくんは、リンゴ、メロン、ブドウ・・・と、おいしいものを食べ続け、そのたびに、体に少しずつ色がついていきます。
そうして、さいごに食べるのは・・・?
丁寧な日本語に合わせて登場する、いろいろなぶたくんや、たべものが、とにかく美しいです。
水彩画なのでしょうか?ぼかしたり、にじんだり、濃淡が絶妙で、ページごとに飾りたくなります。
奇ををてらわず、こどもにやさしい物語に、美しい絵。
良い絵本に巡り会えました。