ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ

きえた権大納言」 みんなの声

きえた権大納言 作・絵:ほりかわりまこ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784034272206
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,417
みんなの声 総数 5
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 夜道に注意!

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    陰陽師モノが好きなので興味深く読みました。
    ほりかわさんの描く、平安の都の描写や百鬼夜行も良い雰囲気。
    夜の闇の不気味さと、女の人にふらふら寄っていく権大納言の滑稽さの対比が面白いです。
    今昔物語の世界を絵本で味わえる魅力的な作品だと思いました。

    投稿日:2021/12/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 体型からか、おおらかに見えます(笑)

    権大納言は、太目の体格からか、性格が大らかに見えますが、結構きが小さいのだと思いました。鬼の大群から難を逃れたものの、女好きが災いして鬼につばをかけられて消えていまいました。存在しても鏡に映ってないとわかるとどうしてよいかわからなくなります。囲碁仲間の陰陽師に助けられて元に姿に戻ることが出来てよかったです。本当に運がよかったと思いました。

    投稿日:2018/12/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 鬼のつば

    鬼のつばを吐きかけられると姿が消える!?消えた権大納言はなんだかのんびりした良い人ですが、いろんなことが重なって陰陽師のおかげで元通り、、、、。

    京都の古い話ですがなかなか面白く、子供にも面白い筋書きになっています。絵がそんなに怖くないのも良いですね。カラフルで、なかなか楽しい絵本でした。

    投稿日:2012/12/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 憎めない権大納言の失敗

    今昔物語絵本で、ほりかわさんにとっては『権大納言とおどるきのこ』に続き、権大納言の第2弾。
    欲深で女に弱くて弱虫…。
    でも憎めない権大納言が今度は透明人間になってしまいました。
    今は昔、京には鬼が出没したのでしょうか。
    鬼が通り過ぎた後の橋には一人の美女(?)
    声をかけて振り向けばこれまた鬼。
    権大納言はよほど運の悪い男です。
    人から見えなくなった自分を、病魔に憑かれた娘の屋敷に案内した牛飼いもまた鬼。
    権大納言は鬼に手を貸して、娘の病を重くしてしまいました。
    そんな困った権大納言ですが、助けてくれたのは友人の陰陽師。

    今は昔、京には陰陽師がいて、もののけを退治してくれていました。
    囲碁仲間の権大納言と陰陽師はとても良いコンビでした。

    『きえた権大納言』はあまり笑えない話ですが、楽しさを選ぶなら『権大納言とおどるきのこ』をお薦めです。
    ほりかわさん、第3弾をよろしくお願いします。

    投稿日:2011/02/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大納言の女人好きの弱点をつかれ、・・・

     「今昔物語」が絵本!
     勇んで手に取り、読みました。
     「狂言」が絵本になったものをたくさん楽しんで読みましたが、これもいけます。
     中高生だって、古典の学習の際にイメージを描きやすそうです。
     
     この作品は、「今昔物語集」の中から巻十六におさめられている「隠形男、依六角堂観音助顕身語」などの説話をもとに、新たに絵本として創作したものだそうです。

     さて、お話は京の都にいた権大納言が主人公。
     友人の陰陽師の家で、碁に夢中になるあまり帰宅の時間が遅れ、すっかり日が暮れてしまい、恐ろしげな鬼の集団と遭遇しそうになり、おつきの者たちと橋の下に隠れ、無事災難をやり過ごしたかに思いましたが、この大納言の女人好きの弱点をつかれ、・・・。

     鬼の集団が、松明を掲げ橋を渡るシーンは迫力があります。
     この時代、人間が外を出歩くべき時間帯でない時間に外にいた大納言の悲劇ですね。
     当時は、人間界と異界の生き物の一線をしっかりひいた思想観があったことも窺われます。

     鬼の吐いたつばがかかると姿が消されてしまういうストーリーに、「平安時代の透明人間のお話のようだね」と息子にもうけました。
     ラストまで気の抜けない構成で、私も大人ながらドキドキさせられました。
     
     ほりかわ先生の絵がこの作品にピッタリでした。

    投稿日:2010/11/23

    参考になりました
    感謝
    0

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / うずらちゃんのかくれんぼ / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット