新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,488
みんなの声 総数 146
「おおきな木」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

146件見つかりました

  • 無償の愛

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子12歳、男の子10歳

    学校での読み聞かせで、読み終わった後に「みんなにも、こんな『おおきな木』がそばにいてくれるんだよ」と言うと、分かってくれる子達は少なかったです。
    でも、きっと自分たちが親になった時に、思い出してくれると信じています。

    投稿日:2006/06/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人間のエゴについて考えさせられる

    評価が割れる本だと思います。そして、作者はその評価を読者にゆだねているのだと感じました。そうでなければ、この木があまりにも哀れに思えて仕方ありません。

    少年の成長とともに1本の木との関係は変化してく。少年の遊び相手だった1本の木は、やがて思春期を経て大人になった少年に自分の身を捧げて対価を与える。少年の欲望は、どんどんふくらんでいくばかりだった。

    私は、こうして自然破壊が繰り返されてきたように思えてならなかった。人間のエゴで、いかようにも自然を利用して、取れるものはなんでも取ってしまう欲深さを、この本は表現しているように感じました。

    良い本なのか、そうでないのか、私には判断が出来ませんでした。

    投稿日:2006/05/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人生とは?

    初めて読んだのはもう20年以上前。

    シンプルな線で描かれた、シンプルな内容が印象的でした。グリーンを基調にした本の装丁、今見ても全く古びていないですね。

    ある男の子とリンゴの木のお話です。
    男の子は家の近くにある、リンゴの木が大好き。遊んでくれるし、実がなったら食べさせてもらえるし優しい木だから。
    木もそれでしあわせでした。

    でも、男の子は大きくなっていきます。思春期を迎え異性が気になり始めると、木の与えてくれる楽しみに満足できなくなってきます。
    木はそんな男の子にとことん尽くしますが。。

    最後には切り株になってしまうリンゴの木。「どうしてそこまでしてあげるの?」と子供心に思いました。
    英語タイトルが「Giving tree」だと知ったのは大きくなってからです。

    今でも、木が切られるシーンでは胸が痛みます。でも、木が望んだことなんですけどね。

    人生について、幸福について深く考えさせられる絵本です。

    勿論、お子さんがそんなことを考えずに手にとっても充分楽しめると思います。

    本当にいい絵本というのは子供から大人まで幅広く受け入れてくれるものですね。

    投稿日:2006/05/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • いいお話。でも‥釈然としない

    • すずらんぷさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子10歳、女の子8歳

    詠んだ後、何ともいえない切なさ、いたたまれなさを感じました。それは、「感動」というのとは、ちょっと違っていました。そして読んだ後、木の気持ちについて、男の子の気持ちについて、とても考えさせられました。その意味では、とてもいい本なのだと思います。
    でも、私は、やっぱり釈然としません。与え続けることが、果たして男の子のためになったのだろうか。与えたものが、知識や情報でなく、木自身のその身を削ったものだったから余計にそう感じるのかもしれませんが。
    それでも木はしあわせだったんですよね。男の子の役に立てるのが嬉しかったんですよね。
    いくつになっても木にとって、男は「ぼうや」だったのですから。

    こういう愛の形もあるのだな、と考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2006/04/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 考える絵本。6才〜7才くらい向けです。

    4歳の息子と5歳の娘の読みました。内容は与え続ける木と受け続けるぼうや(最後はおじいちゃんになっています。)のお話です。木とお話できると言うのがいいと思いました。子供たちは「どうして木を切っちゃったの?」とまだ,理解できないようで・・・。もう少し大きくなってから読んであげたいと思いました。

    投稿日:2006/04/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 両親を思い出しました。

    • かぽちゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子11歳、男の子10歳

    「愛」とは何か、「与える」とは何かについて考えさせられる本でした。
    りんごの木は仲良しの「ちびっこ」が望むままに、木の葉を与え、りんごを与え、枝を与え、最後には幹までも与えてしまい、ただの古ぼけた切り株になってしまいます。それでも木は「ちびっこ」の役にたてたことに喜びを感じます。
    最後「ちびっこ」が老人になった時に、また切り株になったりんごの木のもとへ戻って腰かけて休むところが私は大好きです。両親は私にとっての大きな木でいてくれたんだなと改めて感じ涙がでてきました。ありがとう。私もこのおおきな木のようにどっしり構えて子どもたちに大きな愛を与えたい。そしてつらい時にゆっくり休める場所でありたいと思います。大人に読んで欲しい本です。

    投稿日:2006/04/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供がだまりました

    • のんびりとさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子7歳、男の子5歳

    大人もとても考えさせられる作品で、涙が出ました。
    子供に読んで聞かせたら、言葉をうしなって黙る子、
    どうして木は、うれしいのだろう?と不思議がる子、
    木がうれしいのは、うそだと言う子
    さまざまです。
    成長する過程で、何度も何度も読んで欲しい本だと思います。

    投稿日:2006/04/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • まさしく大きな木

    • ひこうき雲さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子8歳、女の子8歳

    絵も文もとてもシンプルなのだけど、読み終えた後に何か悲しいけど暖かい気持ちになるそんな一冊です。大きなりんごの木が実、葉、枝とひとりの男に与えつづけ、ひとつずつ無くなっていくのだが、それを喜びとして受け止めているおおきな木。与えることの難しさすばらしさ、それは「愛」ということ?なのでしょうか。また与えられながら一人の少年が成長し老いていく姿にも、何か問かけがあるように思いました。大人の人にお薦めです。

    投稿日:2006/03/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 私は考える本、子供は単純に好きな本

    • メルクルさん
    • 30代
    • ママ
    • 秋田県
    • 男の子3歳、女の子0歳

    りんごの木とちびっこ。ちびっこは木が大好きでいつも一緒に遊んでいたのですが、大人になると木はたいていひとりぼっちに・・。大人になった「ぼうや」に、木は全てを与えます。
    この本に出会ったのは10年ほ前でした。その頃はこの木の与えるだけの愛をただ、切なく思っていました。
    今、子供をもってこの木の気持ちがほんの少しだけわかるかなー。
    「きは それで うれしかった・・ だけど それは ほんとかな。」のところで、いつも考えてしまう。
    また、5年後、10年後に読むと違う気持ちになるのかもしれない、深ーい絵本だと思います。
    ちなみに、息子はこの本が結構お気に入りで「読んで」と持ってきます。
    白黒のシンプルな描写もいいのかな?文章もテンポよく読めます。「きは それで うれしかった。」といいながら、ひとりでページをめくっていました。
    いつか息子もこの本を読んで、考える日がくるのでしょうね。

    投稿日:2006/03/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 号泣…

    これは、木と人間の野関係だからこそ、生々しさがなくて、逆に感情移入できるのではないでしょうか。これがもし人間同士の関係なら…(ちょっと妄想気味ですが)
    →付き合い始めはうまく行っていた夫婦に、徐々に夫の家庭内暴力が現われるが、妻は献身し続け、それが客観的に互いのためとは思えなくとも、妻にとっては、夫に対する愛情表現なのである。
    …のいうようなものになってしまう気がして、私はうろたえます。なのに、読むたびに感動して嗚咽してしまうのは、巧みな比ゆ表現を駆使した、作者の手腕のおかげでしょう。

    投稿日:2006/03/12

    参考になりました
    感謝
    0

146件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ
  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(146人)

絵本の評価(4.63)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット