おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 146
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  • 胸がつまりました

    この本は「無償の愛」を教えてくれます。
    与えすぎるのもどうかと思うのですが?
    与えられることになれてしまっている男の、困ったら戻ってくる勝手さも気になります。でも戻るところがある男はとっても幸せ者ですね。私の戻る(頼る)ところは親なのかな?ってことは私は親を切り株にしてしまうのかしら!?

    幼稚園児の子供にはまだ理解できない内容のようでした。
    もうすこし大きくなってから、手にして欲しい絵本ですね。
    絵は色もないのですが子供は見入ってました。
    木がぼうやに枝を差し伸べるようなしぐさが私は好きです。

    こんなふうにも感じました…
    木は自然?ぼうやは人間?
    人間は自然から与えられるものすべて、(その後の自然がどうなるかも考えずに)もらえるだけもう。でもずっと後になって、自然のそばが一番居心地が良いこと気がつく。

    自然も親も大切にしたいですよね。
    本当に色々考えさせられます・・・

    投稿日:2005/04/01

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  • 白黒だけど

    2歳の子どもにチョット早いと思ったものの読んでみました。

    途中字の多いページもありますが、最初の方は字も少なく繰り返しが多いのでテンポもよくすんなり読み進められました。

    2歳の息子もいつもと違う色調の絵本に釘付け。

    こちらとしては途中から「なんて身勝手な男の子!」と腹立たしくも感じましたが、それでも最後まで「きは それで うれしかった。」と。

    もう少し大きくなってから自分で繰り返し読んで欲しいと思いました。大変奥深い内容の本だと思います。

    投稿日:2005/01/12

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  • 原文もどうぞ

    私が中学生の時に、英語の教科書に収録されていました。まだ英語学習のかけだしでしたが、シンプルで、きれいな文章だな、と思ったのを覚えています。中学生レベルで読める文章なので、是非、原文で読まれることをおすすめします。

    投稿日:2004/11/26

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  • 与える気持ち

    • 玉葱さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 福岡県

    この絵本を読んで、私もこういう人間になりたい、と思いました。与えて、与えて、与え続ける大きな木。男の子の気持ちが離れていく様子が、とてもせつなかったです。子供達はこの本をとおして、「与える」ことを学べると思います。少し難しい内容なので、幼稚園の年長さんくらいで読むのがベストだと思います。

    投稿日:2004/10/24

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  • アガペーですね

    • うとらさん
    • 30代
    • その他の方
    • 福井県

    アガペー(無償の愛)だと思うとすんなり入っていけるかも。でも、相手を堕落させるのは嫌ですね。お互いに成長し合える関係でないと。自分の大切な人との関係を再構築するきっかけになりました。

    投稿日:2004/09/26

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  • 幸せとは・・・

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    この本を読んで、私は、この無償の愛を降り注ぐ大きな木が母で、貪欲で我儘なぼうやは、きっと自分なのだと思いました。特に、母の時代の母親像は、自己犠牲をして子供や家族のために尽くしてゆくのが当たり前という価値観でした。私は、どうしてもっと自分のしたいことをして、もう少し自分のために生きればよいのに・・・と、思ったりしたものです。でも、それは、決して嫌々ではなかったことが、今なら理解できます。求められること、自分を必要とされることの幸せ、そして与えられることの喜びを感じているから生きていけるのだと思います。
    シンプルなお話ですが、読む人により、いろいろなことを感じ取ることのできる素晴らしい絵本です。

    投稿日:2004/06/01

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  • 心のつながり。

    • うさ。さん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子6歳

    この本は前から知っていましたが、どうしても買うことができませんでした。
    何度も本屋さんで手にとっては、もどして・・という感じです。
    今回、大切な人にこの本をプレゼントしたくなり、自分の分も・・と思い切って買いました。
    こんなに、読む人、読む年齢、読む時などで大きく気持ちが変わる絵本もないと思います。
    木の大きな何者にも変えれない、愛。少年のゆるぎない心からの、甘え。
    木があたえてくれるだろうと絶対の、信頼。
    それぞれをうらやましくも思えるのですが、
    「だけど それは ほんとかな?」の問いかけは
    木と少年に向けられたのか、読者に向けられたのか・・。
    親子でも夫婦でも恋人でも、それぞれがそれぞれ個人であるということを
    それぞれの幸せを自分で掴んで行く大切さを
    与えるだけが幸せじゃない、与えられるだけが幸せじゃない。
    いろんな意味で、お互いを思いやって心の中で支えあえることにこそ、
    幸せがあるんじゃないかな?と今の私は思いました。
    また歳を重ねたら、変わるかもしれません。
    娘とも読みましたが、娘にはまだなにも受け取れるものはなかったようです。
    きっと自然に手にとるときがくると思います。
    時間をかけて、自分の為に読んでいきたい、読んでほしい絵本だと思います。

    投稿日:2004/05/30

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  • うーん。ちょっと考えてしまいます。

    • ジョバンニさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    子供と木は、まさに親子の関係と言えるでしょう。しかし、要求されることに対し、すべてを与えることが真の愛情なのでしょうか?その点を考えされられます。
    子供を育てていく上で、要求された事象に対し身を削ってでも物を与え続けていく。そんな犠牲的な愛の状況を謳った物なのでしょうかね。一寸考えてしまいます。

    投稿日:2004/02/23

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  • ずっとだいじにしたい本

    シンプルな文と絵の絵本。
    その中に、このうえなく深いものがつまっている本です。
    おとこのこに、ひたすら自分の身をけずって愛情を与えつづける木。
    おとこのこは、自分が必要な時だけ木のもとにやってきて…。
    「きは、それでうれしかった。
    だけど、それはほんとかな。」
    という問いかけが途中にありますね。

    読む人によって、そして同じ人でもその時の立場・状況によって、
    さまざまなメッセージをくれる本だと思います。

    私は、やはり木は、だいすきなおとこのこが、自分を必要としてくれること、
    役にたてることがある、ということが幸せだったんじゃないかな、と思います。

    これを親子の愛情にたとえるとしたら、こんな深い愛を親から与えられてこそ、
    子は親になってまた自分の子に同じく深い、
    無償の愛を与えることができるようになるのではないでしょうか。

    こどももいなくて、親からも夫からも、この木のような愛情を与えられ続けている私は、
    いまだ愛され、与えられるばかりのおとこのこかも。
    いつかは、こんな愛情を与えられるような人になりたいです。

    投稿日:2004/02/21

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  • 無償の愛情

    大人にもお勧めと聞いて、手に取った絵本です。
    一本の木の、男の子に対する無償の愛がそこには描かれています。実をすべて与え、そして、枝、最後には幹までも与えてしまうんです。
    一本の木の一生はこれで幸せだったのかなと読んでいてなんだか切ない気持ちになりました。
    与え続けることだけがいいことではないと私は思います。
    それが男の子のためにもならなかったのでは・・・
    しかし、ここまで貫き通す無償の愛情にもなにか美しさみたいなものを感じるんです。
    読む人が自分の観点でいろいろ解釈をつけられる絵本です。
    読んで大満足の絵本でした。

    投稿日:2004/02/13

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