むかし、同じ場所に行く人だと思ってついていったら、
まったく別の場所に行く人とわかった時のドキドキ感を思い出しました。
あの時は、あせりました(><;)
キッコちゃんは、おとうさんが忘れてしまったケーキを届けるため、
雪の上の足跡をたどっていきます。
ところが、おとうさんだと思っていた人物は、実はくまでした。
モノトーンの静寂が、緊張感を高めます。
そしてさらに、驚いたことは、
ドアをあけると、動物たちの視線!
息が止まるほど、ドキッとしました。
そこは、動物たちのお茶会をするところでした。
キッコちゃんも温かく迎え入れてくれて、
さらに、事情を知った動物たちがわけてくれたケーキは、
大きさがまちまちだけど、みんなの優しさにあふれたシーン。
私も大好きな場面です。
不思議な世界に入っても、現実に戻ったとき、
それは確かにあったと思わせるはなしは、大好きです。
寒い冬、あたたかな気持ちになれるえほんです。