季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

もりのおくのおちゃかいへ」 みんなの声

もりのおくのおちゃかいへ 作:みやこし あきこ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年11月
ISBN:9784033319100
評価スコア 4.66
評価ランキング 3,014
みんなの声 総数 96
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96件見つかりました

  • おつかいのつもりが…

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    むかし、同じ場所に行く人だと思ってついていったら、
    まったく別の場所に行く人とわかった時のドキドキ感を思い出しました。
    あの時は、あせりました(><;)

    キッコちゃんは、おとうさんが忘れてしまったケーキを届けるため、
    雪の上の足跡をたどっていきます。
    ところが、おとうさんだと思っていた人物は、実はくまでした。

    モノトーンの静寂が、緊張感を高めます。
    そしてさらに、驚いたことは、
    ドアをあけると、動物たちの視線!
    息が止まるほど、ドキッとしました。

    そこは、動物たちのお茶会をするところでした。
    キッコちゃんも温かく迎え入れてくれて、
    さらに、事情を知った動物たちがわけてくれたケーキは、
    大きさがまちまちだけど、みんなの優しさにあふれたシーン。
    私も大好きな場面です。

    不思議な世界に入っても、現実に戻ったとき、
    それは確かにあったと思わせるはなしは、大好きです。

    寒い冬、あたたかな気持ちになれるえほんです。

    投稿日:2011/03/18

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  •  きっこちゃんは、お父さんが忘れていったケーキをおばあちゃんのうちまで、一人で届けに行きます。
     おとうさんについて行ったら、いつも間にか知らない人のうちに来てしまいます。お父さんだと思ったのは、クマだったのです。とても不安そうなきっこちゃん。
     そこでは、動物たちのお茶会が開かれていました。
    きっこちゃんも、一緒にお茶をいただきます。お茶会はとても楽しそうです。
     転んでケーキが崩れてしまったことを話すと、みんながケーキを分けてくれました。それを持っておばあちゃんのうちへ行きました。
     全体は、モノクロで描かれていますが、きっこちゃんのぼうしとてぶくろ、ケーキがカラーで描かれとても効果的です。
     きっこちゃんの気持ちの変化がとてもよく伝わってきます。動物たちに助けられ、自分のお仕事を最後までやり遂げるきっこちゃんに、拍手を送りたくなります。

    投稿日:2011/02/14

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  • 木炭画の効果

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    雪景色の中、キッコちゃんは、おばあちゃんの家に出かけたお父さんの後を追いかけます。
    ところが、忘れ物だったケーキの箱を落としてしまい、意気消沈。
    でも、その後、キッコちゃんは、不思議な、森の奥のお茶会に行くことになります。
    モノトーンの木炭画で描かれているのですが、
    それがかえって、雪景色の様子を多面的に伝えてくれます。
    そして、キッコちゃんの髪の毛、帽子・手袋・スカートが黄色と赤色で表現してあり、
    とても印象的な存在感です。
    そうそう、上品なお茶会のテーブルの品々、
    とりわけ、いろんなケーキの様子は、スイーツ好きならたまらないでしょうね。
    動物たちの表情、全体のカメラワークはとてもリアリティがあります。
    大行列のシーンは、まるでマリー・ホール・エッツの『もりのなか』を
    彷彿させます。
    ラストは、キッコちゃんにとっては嬉しい展開。
    こちらまで幸せのおすそ分けさせてもらいました。

    投稿日:2011/02/11

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  • 夢だったのかなぁ!?

    • 1姫2太郎ママさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子16歳、男の子14歳、男の子 6歳

    白と黒の基調で描かれたこの絵本は大人の女性用なのかしらと思った。そんなセンスの絵本は6歳の息子にどう映るのだろうと思って読んでみた。動物達のお茶会へ女の子のきっこちゃんが足を踏み入れたその瞬間の絵図らに、息子は「ママーみんなこっち見てる!」確かに。ドキッとした。登場人物?動物らが正面顔で珍しいし、白と黒の描写のせいか本当に見つめられているかのように思える頁だった。動物達らの暖かいもてなしと心遣いでもって、無事におばあちゃんのおうちへケーキを届けられてめでたし、めでたし。はて付いてきたはずの動物達は???
    幻だったのか、否か?との私の問に息子は絶対本当のお話だよ!と言い切っていた。冬の寒い夜の読み聞かせに暖かくなれる1冊だった。

    投稿日:2011/01/21

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  • 絵がすてき

    絵がなんともいい。
    全体的に白黒で、ちょっとだけ色つき。
    これがとても雰囲気が出ていていいです。
    お話は「もりのなか」をちょっと思い出す内容でした。
    動物たちのお茶会の場に入り込んでしまったキッコちゃん。その場で出されたケーキは、森の木の実や果物がぎっしりつまった、ほんとにおいしそうなケーキ。
    森は冬。雪がつもって寒そうで、絵は白黒で...でも、なんだか暖炉の暖かさが伝わってきそうな暖かい雰囲気をもった絵本。

    投稿日:2011/01/17

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  • 世界観

    白黒をベースにしたシンプルさだからこそ、
    あたたかさや幻想的な雰囲気や不思議な感覚は独特の世界観で、
    すっと引き込まれました。
    なんだかふわっとしたものが残り、ほんとにこの先もずっと見ていたい絵本でした。

    投稿日:2011/01/06

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  • 白と黒の濃淡で描かれた中に、髪とスカートが彩色された女の子。
    すでに何かが始まる予感がします。

    まず置き忘れられたケーキを発見して、あ!
    おつかいに行くことになって、ドキドキ。
    森に響く自分の足音に、わくわく。
    ケーキをつぶしてしまって、!
    森の家に集まる動物達をみつけて、え!
    (窓越しのキッコちゃんの顔ったら。)
    動物の子に手を引っ張られて、えーっ。
    みんなに見つめられて、はっ。
    迎えてくれた言葉に、ほっ。
    次々に飛んでくる質問に、どぎまぎ。
    つぶれたケーキをを思い出して、あぁ……。
    分けてくれたケーキに、ありがとう。
    (ほんとにおいしそう。色が活きてます。)
    動物たちと一緒に、わいわい。
    おばあちゃんたちの笑顔に、にっこり。

    子供のころのお使いのどきどきを、懐かしく思い出しながら読みました。こんな寄り道なら、いまでもしてみたいくらいです。

    投稿日:2011/01/06

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  • 年末のクリスマスに近い日に本屋さんで目に入った絵本でしたが
    買おうかどうしようか迷って他の絵本にしちゃった。
    今日、絵本ナビで紹介されていたので立ち読みしましたが、やっぱり
    欲しくなりました。絶対買いに行きます。

    投稿日:2011/01/05

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  • 呼ばれてみたい

    • タクユウママさん
    • 50代
    • その他の方
    • 長野県
    • 男の子27歳、女の子25歳

     雪の降る夜!来て間もない田舎道!!!犬の散歩をしていて本当に迷ってしまった経験が蘇ってきました。
     きっこちゃんが温かく迎えてくれた動物達に感謝する気持ちと私が一緒に散歩していたタクへの信頼が交差してシットリいい気持ちになり、皆に伝えたくなる一冊でした。

    投稿日:2011/01/05

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  • 冬、あたたかくなりたいあなたに

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    せっかくはりきってお手伝い。でもころんでケーキをつぶしてしまう
    キッコちゃん・・・心配顔の娘達〜きっとあるのでしょう、そんな泣きたくなるような経験が・・・そして、知らない人々に囲まれる不安な時が。
    「一人できたの?えらいわね」
    冬の冷たいからだとココロに、さーっと流れ込むあたたかさ。
    そうそう、どんなに大きくなっても一人で何かをするって
    どきどきだよね。
    森のみんなに助けられ、つぶれたケーキも色とりどりの美しい
    ケーキに早がわり、無事おばあちゃんの手に届けることができます。

    モノトーンの中にキッコちゃんの黄色の手袋と赤い帽子があたたかさを感じさせる絵本です。森の住人達の美しさにも目が離せません。動物好きな子ども達のたいせつな宝物になりました。

    投稿日:2011/01/04

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