友達をもつことの良さをまだ知らない不器用な性格のクマとお茶目なネズミが友達になるまでのお話です。
あまりに誰も遊びに来ないので「おきゃく、おことわり」と貼り紙をしました。
そこへ、お茶目なネズミが、あの手この手で出没、クマと友達になろうとします。
戸棚や引き出し、やかん・・・。
しつこい(?)ネズミにクマも降参し、ネズミの要望を受け入れたところ思いの外楽しい時間を過ごすことが出来ました。
早く帰る約束をしたことを守り、帰ろうとするネズミにクマの方から「行かないで!」と懇願します。
最後のページでは、帰るのをとどまったネズミに、クマはやさしい声で話しかけます。
所々に言葉の強調が文字の大きさで表現してあるので読むときについ、声の大きさを調整してみたくなりました。
クマとネズミの表情が豊かなので絵にも注目。
読み聞かせでは抜群の人気でした。