「うんこ!」のサトシン先生と「まんまるがかり」のおくはら先生の作品ということで手に取りました。
表紙絵のたてがみの伸びきったライオンにまず爆笑。
そして、そのお隣のお花でできた床屋さんのサインポールにウフフ。
「これじゃあ せっかくの おとこまえが だいなしだ」って、気付くのが遅過ぎですよ〜、ライオンさん。
さて、カエルの床屋さんのウェスタンカウボーイ姿にも一度笑って、ライオンの髪型リストでまた笑って。
二丁拳銃ならぬ二丁ばさみで、はしごを持ち出し奮闘する床屋さんに大変そう〜って、読み進めました。
チョキチョキ・・・・・・、の字が作業の大変さを物語っていますね。
と、ここでお話の山場へと突入。
あってはならない事故が、・・・。
「さ〜、どうする?床屋さん」と心配しながら“チョキチョキ”の字の溢れているページに大笑い。
次ページで変わり果てたライオンさんと、卒倒している床屋さんの「あーあ・・・・・・」でトドメを刺されました。
さあ〜、このあとの思いもよらない床屋さんの解決策は読んでからのお楽しみという事で。
この強引過ぎる結末に、お子さんがどんな反応を示すか楽しみです。