表紙絵がかがくい先生だったので、久々にかがくい先生の作品を振り返ってみようと借りて来ました。
おはなし会の活動で、かがくい作品を紹介すると、どの作品も好評で、読み手のボランティアさんは皆ひととおり作品を読破しているようです。
先生の作家としての本格的な活躍は、2005年の「おもちのきもち」からで、2009年までの活動だったことに改めて驚いいています。
私がレビュー投稿を始めたのが2008年だったので、まさに先生の作品にどっぷりリアルタイムで浸かれたことを改めて幸せに思います。
2009年の訃報を知り、しばらくかがくい作品に近づけなかった私ですが、2011年からおはなし会に持参し読んでいます。
子どもたちの反応は、おなかの底から笑いしっかりお話のとりこになっているのが解ります。
この本の紹介文の中で、先生が「泣かせるのは簡単なんよ。だけど俺は笑わせたい。・・・・・・」とあり、そうだこれからも先生の作品をたくさんの子どもたちに紹介し笑ってもらえるようにしたいと思いました。
このほか、酒井駒子先生・いせひでこ先生が特集になっていて、絵本っていいなぁ〜って、しみじみ思いながら読みました。
巻末の絵本作家&イラストレーター61名が選んだ絵本230冊”も読みごたえがありました。