いわむらさんの作品はどちらかというと動物たちが主人公のものが多いので、表紙絵に『人間の女の子』が描かれている作品があったことにまず、驚いてしまいました。
切り株が“ピアノ”に見立てられているのもが素敵でした。
1ページの中に文章は簡単なひと言。でも、絵がわかりすぎるほどはっきりその情景を伝えてくれているので、そのひと言で十分たくさんのことが伝わってきます。
森の中の小道具「木の葉や花など」を“楽器”に見立てて演奏する動物たちも可愛かったし、あとからやってきたコーラス隊(かえるとえなが)、それに指揮者のもぐらの登場のも面白かったです。
音楽に興味のあるお子さんにぜひ読んであげたいです。
3,4歳くらいから5,6歳のお子さんたちにいかがでしょうか?