副題に「声をだすことばえほん」とあります。
駄洒落やことば遊びが大好きな上の子には、最高の絵本でした。
さすが!齋藤先生です。
少し前に別の方もこの絵本を紹介していましたが、イラストはつちだのぶこさんです。
だから、2倍楽しめます。
日本語の美しさ・楽しさと、つちださんの楽しいイラストと!
特に今回も描かれている「おじいちゃん」、いい味が出ていますね〜。おじいちゃんなくして、この絵本は成り立たないんじゃないかしら?
で、この絵本で紹介されていることばは、強いていうと「付け足しことば」というらしいです。(昔ながらの駄洒落か、慣用句か何かかと思ってました。)
『付け足しことばというのは、ことばの勢いが止まらず、シャレでことばを付け足したものの事。』だそうです。
とても調子のいいことばなので、人と人とを繋ぐ潤滑油のような働きがあったそうですが、最近ではこういう言い回しを使う人にめったに会ったことがありません。
(落語家さんくらいじゃないでしょうか?)
美しく、楽しい日本語が、姿を消していくのは寂しいですね。