バートンの乗り物絵本は、乗り物をただ見せるだけでなく周辺事情まで盛り込んでいるのがちょっぴり大人っぽく他の乗り物絵本と一線を画していると思います。この「ふね」もそうで、豪華客船が港に入ってきてタグボートが漕ぎ寄せてきて港に招きいれ、おじさんたちが貨物を積みおろしし、お客が乗り込み、紙ふぶきが舞い出航というフィナーレを迎えます。0歳児にはそこらへんは全く分からないようではありますが、いろんな船が出てくる前半はポンポンポン・・・(釣り船のモーターポンプ音)、ボートのところではぎっちらこ、などと効果音を出してあげると大変喜びました。