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4歳1ヶ月の息子に読んでやりました。なぜこんな変なタイトルなんだろうと思ったら、自分ちで飼っていたピーコという犬が逃げ出してしまい、何日か後にそれらしき犬をみつけたとき、その飼われていたうちではポンチャンと呼ばれていたからです。犬にとってもその新しい飼い主のほうがなんらかの理由でよかったらしく、ピーコと呼ばれても無反応。交渉の末、引き取ることになってもまた数日後に逃げ出してしまう有様。まあ、なにが逃げ出す理由なのかはとうとうわかりません。つまり、犬の呼び名が変わってしまう、別れのお話なのです。ちょっと最後はブルーになりますので、かわいそうなお話が苦手なお子さんにはお勧めできませんね。
投稿日:2011/10/12
ピーコがいなくなって、毎日探し回っていた主人公が、やっと見つけた のに、また逃げ出してしまった気持ちを考えると切なくなってしまいま す。女の子の気持ちを考えるとそちらも折角縁があってポンチャンと毎 日楽しく暮らしていたのにと考えると可哀そうになってしまうし、皆が 不幸になってしまう切ない絵本でした。 でも、きっとポンチャンは、女の子のところに行ったと思いたいです。 主人公がからかわないでいつまでもピーコって呼んであげてたらきっと ピーコは逃げ出さないでいたと思いたいです。 諦めないで自分で精一杯の愛情を注いでいたら、もっと違っていたと思 いたいです。考えさせられる絵本でした。
投稿日:2010/05/13
あべさんの作品だったのでこの絵本を選びました。表紙の主人公がとても愛らしく、特に鼻の色の表現が良いと思いました。主人公の素晴しい性格のお陰で誰からも愛されるのが素晴しいと思いました。犬というのでなく家族として愛されているのに感動しました。絆の素晴しさが心に響きました。特に最後の街頭の下にたたずむ男の子の後姿の描き方が印象に残りました。
ピーコという犬を飼っていました。 ある日逃げてしまいました。あきらめなさいととうさんが言いますが、どうしてもあきらめることができず、ずっと探していました。すると、学校のそばの大きな通りを一本越えた大きな庭のある家に、そっくりな犬がいたのです。 その犬はポンちゃんと呼ばれていました。 最初、題名を見た時、「なんじゃこれ?!」と思ったのですが、意味がわかった時、思わず笑ってしまいました。 お話も面白いのですが、さすが、あべ弘士さんの描く動物は、なかなかリアルで、特徴があって迫力があります。 ポンチャンのとった行動の真相、作者の遠い昔の思い出と重ねてみると、また納得できると思います。 笑えるけど、それぞれの気持ちを考えると、悲しいお話でした。
投稿日:2008/09/21
読後、あまりにスッキリしなかった為、そばにいた旦那に「これよんでよ!」と押し付け・・・、更にまた通りかかった長男に「この本どうおもう〜?」と読ませました。 だんなは「カハッ」と一声発し、なんじゃこりゃ的な顔をして去り、長男は「えーー?これで終わりなの〜?え〜?え〜?」と納得できない様子。 「ペットとの別れ」をテーマにしたあまたある絵本の中で、これはちょっと異色ですね。 この「ピーコポンチャン」での別れは「死」ではなく「脱走」です。同じ別れでも、そこに存在するはずの「飼い主とペットの間にある愛情」の質が全然違います。人によっては、「死別」よりも残酷な別れに感じられるかも知れません。 「ペットの死」という悲しみを、大切な思い出を噛みしめながら乗り越える・・という内容ならば、変な言い方ですが、私たち読み手は「安心して読める」んですよね・・。 「うんうん。悲しいけど、いいお話」みたいな感じで。 でも、実際に人間が生きていく中で体験する「別れ」は、たいていが突然で理不尽で不格好なもの。 ピーコを失った少年(作者ですかね)の、表現しようのない悲しみを想像すると、切ないというよりも、ちょっと苦い気持になりますが、それがこの作品の味わい方なのかもしれませんね。 評価は★★★にしましたが、子供に読んであげるのも、決して不向きな作品ではないと思います。 むしろ、子供なりに様々な感想を抱きそうで、おすすめかも。
投稿日:2008/07/10
自分の飼い犬「ピーコ」が逃げ出したので探していたら、 よその家で女の子がピーコそっくりな犬と遊んでいるのを発見! 「ピーコ!ピーコ!」と呼んだけど その犬は僕に振り向かずに、女の子に「ポンチャン」と呼ばれて遊んでいる。。 でも、しっぽの振り方といい、裏返っておなかを出すところといい、 全部、ピーコそっくりだ。 僕は急いで家に戻って お父さんを飛んできて犬を見せたら やっぱり、その犬は僕んちのピーコだと判明。 お父さんから その女の子のお母さんに事情を説明してもらって 犬を返してもらって…というか、女の子から奪って帰ってくる。 以前のように「ピーコ」と呼んでも反応しないので、からかって 女の子が呼んでいたように「ポンチャン」と呼んでいたら…… 今度は本当にどこかに行って帰ってこなかった。。 僕のピーコに対する愛情は大きいのに、犬はそっけなく、 なんとも切ない読後感…。 関係ないけど、作者のねじめ正一の 他の作品「ぎゅうぎゅうかぞく」の中で 「としおくん」の妹が読んでいる絵本が、この「ピーコポンチャン」だよっ!
投稿日:2005/05/13
自分家で飼っていた犬(ピーコ)が逃げ出して、心配でずっと探していたのに、ある日見つけたピーコが、誰か別の人の家の犬になっていたら、とっても悲しい。 お父さんに確認してもらって、その家の人に話して、やっとピーコが帰ってきたのに、ピーコはポコチャンと呼ばれていて、「ぼく」より、ポコチャンと呼んでいたあの子になついているようだった。 そしてまた、「ぼく」ん家と飛び出しっていってしまった。という、少し切ない話です。 きっと、「ぼく」はぼくなりに、ピー子を大切にしていたんだろうなぁ。 自分の想いとは裏腹に、相手の気持ちが違うところにいってしまう何で、誰だって、嫌な経験ですよね? しんみりしたお話ではありますが、とてもまとまっていて、主人公の気持ちがよく伝わってくる絵本でした。 端書きを読むと、どうやらこれは、作者(ねじめ氏)の少年時代の実話のような…。
投稿日:2004/11/18
う〜ん、評価迷うな〜。 ぼくんちから、犬のピーコが逃げ出した。 あちこち探したけど、見つからなくて、父さんにあきらめなさいと言われたけど、あきらめきれない・・・そんなある日、 ピーコそっくりの犬が、女の子にポンチャンと呼ばれているのを見つけた。 「ピーコ」って呼んでも全然ふりむかない。 そこで、とうさんを連れてきて、確かめてもらったら、やっぱりピーコだった。 女の子のところへ行こうとするピーコを、無理やり連れ帰ったけど、ピーコと呼んでも知らん顔、そしてまたいなくなった。 これが本当だったら、かなりショックな話だよね〜。 ネコなら充分あり得るけど、情の深い犬でも、そんなのってあり?(私はネコも犬も飼ったことあります。) ピーコはぼくんちで飼われてた時はあまり幸福じゃなかったのかしら?でも、あんなに探し回るくらいだから、ぼくだってうんとかわいがってたのだろうに・・・。 女の子と出会ってポンチャンになってからの方が、もっとしあわせだったの?ぼくを忘れてしまうくらい? なんだか、どうもすっきりしない。 この本借りてきた、張本人の長男もそんな顔してた。 独特の文も、それがねじめさん風なのかもしれないけど、「。」までが非常に長く、ちょっと読み辛いかな。 絵は、「あらしのよるに」で有名な、あべ弘士さん。(今まで動物の絵しか見たことなかったけど、人間も描くんだ〜!)
投稿日:2003/07/01
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