息子が年少の頃に、あるブッククラブから購入しました。
当時、作家さんについてほとんど知識がなく、迫力のある絵に驚き、自分では、多分購入しない本だななんて思って読んでいました。
最近になって、「かいてんずし大さくせん」を読み、オチのほのぼの感がこの本と似ていることに気づき、何気なく本を見ていたら、やはり平田昌広さんの作品でした。
今頃気がつくなんてですが、絵は違っても同じテイストというのは、わかるものだと納得しました。
私はこのかあちゃんのように、たくましい系ではないので、かあちゃんの行動に驚くばかりで、どう感想を書いてよいかわからなかったのです
が、購入してから、何年か経ち、再び読んでみると、このおもしろさも理解でき、自分の絵本を読む目も随分変わったことに気付かされました。
平田さんの絵本は、おもしろいだけでなく、家族愛が感じられるのがいいなと思っています。
縁あって、もう一度読み返すことができてよかったと思いました。