入学がいよいよ近づいたころ、彼は、なんだか胸がどきどきするって何度も言ってました。一年生、いちねんせい、どっきどき、わくわく、そわそわ、きゅん、学校という名前のついたところへ、初めて足をふみいれたときの気もちがせまってくるのは、「せんせい」、「なまえ」。
彼女は、「あいしてる」が気にいってるというか、気になってるというか。この詩が、別の本に別の絵で出ていたけど、なんだかちがうかんじがするって言ってました。私は、[いちねんせい]だから、この絵がふさわしいように思いました。
絵が詩によりそって、詩集ではなくて、絵本になったいとおしい気もちになる本です。