ふらっと入った本屋で、子供が欲しいと言って持ってきた本です。みるとたまたまサイン本だったらしく、ビニールに包まれていました。
売っている場所に行ってみると、積まれた本の上に、タダサトシさんの「よろしくおねがいします」の直筆カードが飾ってあって、腰の低い感じが好感を持て、すぐに購入しました。
帰って読んでみると、まずカブトムシの絵がとても繊細なタッチで描かれていて、ダダさんの虫への愛情を感じました。
子供は、すごく大きい「カブトくん」が土から出てきたところで大爆笑してましたが、カブトムシと過ごす夢のような内容にどんどんひきこまれていました。
最後にカブトくんを生れた森に帰すところでは、「森がお家だもんね」と、別れの意味をきちんと理解しているようでした。
夏の時期にはぴったりの絵本だと思います。