「おやすみなさい おつきさま」 みんなの声

　４歳半の孫娘に半年ぐらい前に。
　反応はイマイチでした。
　どちらかといえば、絵本を読んでもらうときに、自分も文字を追いながらストーリーを楽しむという孫娘。話としてインパクトに欠けるのかなと思いました。
　しかし、最近、水彩等で遊ぶようになり「絵心」がでてきたからなのか、引っ張り出すようになりました。（むろん、おやすみ絵本の最後に）
　（あまり馴染みのない風景ですが）、みどりのおへやの内、外に、静かに流れる「時」の小さな物語を感じとってきたのでしょうか。
　今、孫娘の大好きなキャラクターもの、アニメものの対極にあるような絵本ですが、この絵本を手にするときは、穏やかで静かな時を過ごしているのかなと思う一冊です。

静かに、ゆったりと流れていく時間。
安らかな、平穏な空間。

おやすみ　おつきさま
おやすみ　ほしさん
おやすみ　よぞらさん

今日も、無事に１日過ごせたことに感謝。

色調も決して派手でなく、ストーリーがあるわけでもないのに、
娘も赤ちゃんの頃から大好きな１冊。
赤い風船が描かれているページを探すのが、
娘の楽しみでした。

絵柄・お話ともに、とても静かな雰囲気の絵本なので、寝かしつけ
には、たいへん向いていると思います。

うさぎさんが静かにベットにはいって、いろいろなものに
おやすみなさいをしていきます。

猫もおばあさんも、でてくるものはみな、お話がすすむにつれて
移動して、眠りにつきます。
最後に、主人公のうさぎさんも、静かに眠りにつきます。

寝ることは退屈なことではなくって、静かで落ち着くことだと
教えてくれる絵本のように思いました。

絵がとっても童話チックでかわいいです！
翻訳絵本なので読んであげるのに、とまどる（言いにくい）単語もあります。原書は韻を踏んであると言うことなのでそちらも読んでみたいです。
細かい部分まで仕掛けがあるので、もっと大きくなってからも楽しめそうです。

　私がこの絵本を知ったのは、やはり、雅子さまの幼少のころの思い出の絵本として、本屋さんのポップに書いてあったからでした。
　その時は、立ち読みして、でもなんだか〜畳にふとんに寝ている我が家にはそぐわないような気持ちになって？やめてしまいました。
　もうすぐ４歳になる娘に、毎晩絵本を読んで眠りにつくのですが、ようやく、おだやかな気持ちで読んであげられるようになり、この絵本も手に取ることができました。
　ページをめくるたびに、だんだんとトーンが暗く、斜がかかり、よけいに眠気をそそる手法？に驚きました。
　読んでみると、なるほど、気持ちがゆったりと落ち着きます。おやすみなさいをする時間の人気絵本として、選ばれるわけがわかりました。

絵本の世界ならでは、そして、どなたかも感想でおっしゃっていましたが、外国のものだな〜と感じます。

絵本というだけではなく、大人の私にとっては、アートの一作品にも見えました。実は細部にまで細かい工夫がこらされていて、毎ページめくるごとに時計の時間が進んでいき、通して舞台となっているお部屋の感じも次第に変わっていきます。

一冊通して、ずっと同じ場面なのに、こんなに情景が違うなんて、すばらしいと思いました。

何冊か一緒にまとめ買いした絵本の中でも、息子が一番に飛びつくようになった絵本です。電話や時計、日常生活のものが淡々と出てくるので、毎回指を指しながら読み聞かせています。

ベッドタイムに最適な本だとは思いますが、うちの息子は四六時中、真昼間から読んで楽しんでいます！！

何冊か揃え始めた絵本ですが、外国のものはまだ数冊しか持っていません。が、外国の名作もいいもんだなーと感じます。

息子が大好きな１冊です、洋書で購入して、ニュアンスで和訳で読んでいます。
とにかく、どれかがすぐにわかります。
私としては印象的なわけでもないのですが、寝る前に必ず読んでほしいと持ってきます。
色合いもいいですし、子供が落ち着ける絵という所がとてもいいと思いました。

こころが落ち着く絵本でした。息子も大好き。言葉にそって、絵柄を楽しんでいます。あれあれ、いつのまにか読んでいる私が眠くなって、言葉がつまりました。「おかあさん！」の声ではっと気が付き、また読み始めました。ふふふふっ。

寝る前に絵本を読むのが日課です。
部屋の中のものに「おやすみ」を言う絵本でした。
おやすみ絵本として、定番になるかと思いきや、あまり気に入ってもらえませんでした。
しんみりというか、静かにゆったりと眠たくなりますように…、という意図が感じられました。
そこが娘たちには物足りなかったのかな。
求めているものが違ったということですね。

とても不思議な世界を作り出している絵本だと思いました。
正直、最初読んだときはつかみどころがない気がしてイマイチ入り込めなかったのですが、何度も読んでいくうちにこの不思議な魅力がつかめてきました。

この本はカラーのページとモノクロのページが交互にでてくる構成になっていて、そこがまたこの本の不思議さを引き立てているのかも知れません。
特別な言葉が出てくるわけでもないのに、なぜか惹きつけます。

息子も最初はイマイチだったようで、なかなか出番がなかったのですが、私がこの本の魅力をわかりかけてきた時からリクエスト回数が徐々に増えていきました。
私の読み方が微妙に変わっていったのかも知れませんね。