夜、小さい赤いベッドの子うさぎは、眠りにつく前に、
大きな部屋の中を見回して、
ひとつひとつの物に「おやすみなさい。」を言います。
電話・飾りの絵・動物達と子どもの身のまわりのものが、丁寧に描かれています。
娘達は、この絵がお気に入り。
部屋全体が描かれた場面になると、
「ふうせん」「めうしの絵」「こねこ」・・・・と、
それこそ、ひとつひとつの物を確認します。
最後の場面まできて、
「おやすみ そこここできこえるおとたちも」と静かに読み終えると、
また、ひとつひとつのものに、「おやすみ」を言います。
文には出てこない全てのものに・・・・。
「おやすみ きりんさん」
「おやすみ ぞうさん」云々。
そして・・・なかなか眠ってくれない・・・・。・・・・これは・・・私のせい??