3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。ワニぼうが初めて海へ行ったときのお話です。海は大きいし、海水がしょっぱいというのを初めて知ったのです。でも、そのしょっぱさをたこくんやかにくんはなんとも思わず、むしろ普通の水がしょっぱくないので、物足りないとさえ感じることも。そういう感覚の違いに気が付いたワニぼうは、聞きたいことがあったのですが、聞けなかったことがあります。海で食べるケーキは甘いのか?
味覚なのか価値観(といっていいのか?)の違いを知った瞬間ですよね。きっと体の構造上、海水に生息する動物たちはしょっぱい塩水でないと生きていけないのでしょうが、それが当たり前の世界であるということを知ったわけですよね。息子も昨年の夏に海にいったとき、塩水のからさに気が付いたでしょうか。おもしろい視点だな、と思いました。そういう見方のシフトはまだ3歳児には早いですね。
ちょっと笑えたのが、かにくんが普通の水(真水)をありえない!と吐き出した瞬間、ワニママはおにぎりをあげ、それをおいしいと食べたこと。塩分があれば美味しいと感じるんだーとちょっと笑ってしまいました。