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とうもろこしおばあさん」 みんなの声

とうもろこしおばあさん 絵:秋野 亥左牟
再話:秋野 和子
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2005年09月
ISBN:9784834011753
評価スコア 4.18
評価ランキング 25,219
みんなの声 総数 27
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  • どんどん引き込まれてしまう

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    アメリカ・インディアンの民話です。
    とうもろこしがどうして大切にさせているのかということに関したお話です。

    お話の展開が面白く、次が気になってどんどんページをめくってしまいました。
    ただ時々、ゲッ!と思ってしまうような場面もありました。
    思わず引き込まれてしまうお話ですが、楽しいから引き込まれるのか、ちょっと神経逆撫でするけれどついつい怖いもの見たさで引き込まれてしまうのか、よくわかりません。

    でも、民話としてはとてもよく出来ていると思います。
    私達が口にするものには、必ず誰かの尊い命が係わっているということでしょうか、最後の「とうもろこしをひとつぶも無駄にはしません」というくだりには、思わず頷いてしまいます。

    投稿日:2007/04/21

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  • 言い伝えって感じです。

    トウモロコシをなんでよく食べるのか&育てるのかっていうことがとっても分かりやすく書かれていて、アメリカ・インディアの言い伝えをお話にしたというのがとっても感じられました。

    ちょっと??の部分も多かったののも何とも言い伝えっぽくってよいなあ〜と思いました。

    息子は、盛り上がりシーンのおばあさんがひざをボリボリかきはじめると、とうもろこしが・・・。の場面以降少しひいていました。
    でも、それもそれでいいのではないかなあと思いました。

    投稿日:2006/11/04

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  • 読んだ後だんだん印象が変わってくる深さ

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    迷いまがらのチェックです。好き嫌いがでてしまう本かもしれません。
    私も初めて読んだときはひいてしまいました。
    夏=とうもろこしだよね〜と下読みもせず子供と読み出したので途中、おばあさんがじぶんの服をまくりあげ足をぼろぼり掻き毟りみとうもろこしの実を採るところでまず・・
    『とうもろこし・・・食べれない・・・』と感じました。

    最後に自分の秘密がばれたおばあさんは親切にしてくれた若者に自分の髪をつかんで荒れ地を引きずり回せといいます。そしてその後火をつけるようにいい、しばらくしたら見に来るように言うのです。
    おばあさんの髪をつかんで畑をはしる所なんて、残酷な感じがしました。

    小学校での6年生の読み聞かせの時もおばあさんの身をむしるところから集中してきます。怖いもの見たさ・・って感じかな?
    最後読み終わると「ほ〜」というため息。
    読み手がこの本と選んだ人なのでただ、ぶきみというのでなく内容の深さがちゃんと伝わっている子もいるな、と思いました。
    我が家の娘は3年生なのでこの本は読んでもらえませんでしたが、『もう一度聞きたい本として選んでいます』

    『おばあさんがいたからとうもろこしがあるんだよね。
    おばあさんの命を食べているんだよね』と私もびっくりの
    感想を述べた娘でした。(とうもろこしが好きだからかな?)

    肉・魚は命分けてもらっていると感じられますが、作物にも
    やはり命があっていろんな連鎖で生かされているんだ・・と、気づかされた本でした。

    投稿日:2006/07/01

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  • インディアンととうもろこし

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    とうもろこしがアメリカ・インディアンに伝来した場面の民話です。
    1人のおばあさんがインディアンの集落に一晩の宿を求めます。
    次の日、大人たちが働きに出かけた後、おばあさんはとうもろこしのパンを作ります。
    そのとうもろこしをどこで手に入れたのでしょうか?
    なんとも切ない展開ですが、
    草を焼いた畑にとうもろこしの種をまき、実りを得る、
    しっかりとした描写がうれしいです。
    インディアンがとうもろこしを大切にする意味が切々と伝わります。
    とうもろこしを見るたびにおばあさんを思い出しそうです。

    投稿日:2005/12/01

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  • 大ウケです!

    図書館でこちらの本を手に取った時、とっても地味な絵だったので、年長の息子に受け入れて貰えるかどうか、ちょっと不安でした。アメリカインディアンの民話であるので、どんなお話か興味もありましたし、軽〜い気持ちで読み聞かせを始めました。
    「インディアンのおばあさん、手がないね?こけしみたい。」
    なんて、最初は言っていた息子。話が盛り上がってきた時、着物のすそをまくり、ひざをボリボリかきはじめると、とうもろこしが・・・。の場面で大爆笑。
    パンを作る原料だったんです。このおばあさんは、泊めてくれたお礼に、自分の身体を犠牲にして、とてもすさまじいことをさせます。子供は、男の子ですから、こういうお話大好き。何回も何回も読み聞かせをせがみ、声がカラカラになりました。読んでみれば、とても意味深い民話。でも、笑いから知識となっていくのもこの年齢にはいいのかな?と思いながら。

    投稿日:2005/02/19

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  • インディアンのつつましさ

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    アメリカ・インディアン民話だそうです。
    以前、「ムースの大だいこ」という本を紹介しましたが、同じ作者・画家のコンビがかいてます。
    が・・・絵の雰囲気がかなりちがい、びっくりしてしまいます。(こちらは、明るい色づかいですが、「ムース・・・」の方は暗い版画でした。)

    ふしぎなおばあさんが、一晩泊めてほしいとやってきますが、どこの村でも受け入れてもらえません。やっと、アリゲーターという小さな村においてもらえることになり、おばあさんはお礼にとうもろこしで作ったパンをごちそうしてくれますが・・・?

    若者がおばあさんの髪をつかんで、灰の上をひきずりまわすシーンがあり、残酷に思えますが、おばあさん自ら望んだことであるし、「インディアンはとうもろこしをみると、おばあさんをおもいだし、ひとつぶもむだにしないでたいせつにたいせつにしています。」というラストに、インディアンのつつましさが伝わってきてジーンとなります。

    投稿日:2003/09/09

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  • 外国版「つるの恩返し」

    子供によって好き嫌いがはっきり分かれる絵本だと思いますが、私は子供の頃大好きで、今息子もとっても気に入っている絵本です。
    お話はインディアンに伝わる民話で、日本の「つるの恩返し」と話の流れは大体似ています。でも、結末はだいぶ違うかな?同じ「恩返し」物の民話でも、お国柄が違うと結末はかなり変わってくるという点が大人の目から見ても興味深いですよ。ただ、この結末は小さい子には少しショッキングかもしれません。これは読んでのお楽しみ!でも、ちゃんとハッピーな雰囲気で終わるので大丈夫ですよ。
    この絵本の絵は、物語の世界の雰囲気がしっかり出ていて、強く印象に残ります。私自身、子供の頃に読んだ絵本の中で、この本が最も記憶に残っているのです。
    子供の好み次第では全く受け付けない絵本だと思うので、まずは図書館や園から借りて読んでみることをオススメします。

    投稿日:2003/07/29

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