大きくなることイコール年をとること。と思っていたけど、小さい子どもに分かりやすく、年を重ねる事はこういうことだよと、優しく語りかける絵本です。
赤ちゃんだった子どもが大きくなり、今はこんなことも出来るようになったし、服も小さくなったなぁと、衣替えの度に感じます。この絵本を読むたびに、自分の子どもの成長を思い返すので、心がジーンとして温かくなりますよ。
今までは、絵本も読み聞かせるばかりだったのに、そっとしておくと、お兄ちゃんは自分でゆっくりとひらがなを読んでいる時があります。そっとしていますが、本当に成長したなと感じる瞬間です。子どもがいつまで読んでと、絵本を持ってくるのか、ずーっとずーっと先だったらいいのにと思いつつ、この1冊を大事に心をこめて読む今日この頃です。