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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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かあさんのいす」 みんなの声

かあさんのいす 作・絵:ベラ.B.ウィリアムズ
訳:佐野 洋子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1984年07月
ISBN:9784251005083
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,109
みんなの声 総数 36
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  • 心があったかくなります!

    この絵を一度見たら、続編を探すのは簡単!
    それほど、印象的な水彩画がすてきです。
    事実 私も 図書館で 
    背表紙だけで続編を探し出しました。
    (タイトルどころか、続編があることも知らなかったのに!)

    「かあさん」が毎日立ちっぱなしのウェイトレスをして、
    一家を支えている、女だけの3人家族。
    3人は倹約して おおきな瓶に小銭を貯めている。
     世界一の椅子を買うために。

    ふわふわの おおきな ばら模様の 赤い椅子。
    その椅子を手に入れるまでの
    家族のお話です。
    読後こころが暖か〜くなります!

    シリーズを通して 様々な人種のこどもたちが、
    自然に描かれているところも すてきです。

    投稿日:2007/04/20

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  • 前向き

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    とてもきれいな挿絵で描かれたこの絵本。
    かあさんはブルータイル食堂ではたらいているんだって。
    かあさんの娘の私の視点からお話が描かれています。

    きれいな青い食堂は表紙にもなっていて、目をひきます。

    かあさんが働いたお金の小銭、私が働いたお金の半分、おばあちゃんがくれる小銭
    それはみんな瓶に入れます。

    大きな大きな瓶が描かれています。
    はじめはちょっぴり底の方にしかないのに・・・最後には持ち上げられなくらい満タンに溜まります。

    大変な大事件が起こって、一家3人アパートに越さなくてはならなくなるのですが
    娘さんの口から 悲しい、辛い、嫌だ、という台詞はなく
    ただ現実が繰り広げられています。

    この現実がシビアで読んでいて切なくなります。

    でも前向きです。とても力強いのです。

    ラストのおばあちゃんとかあさんとわたしの3人で椅子に座って写っている写真がとても良いです。

    どのぺージにもフレームがついていてその柄がそのページをとてもよく物語っています。

    投稿日:2006/11/01

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  • 強い絆

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    明るいブルーの表紙からいったいどんなお話なんだろうと
    思って読み始めると、主人公の家族が
    火事で全てを失ったつらい過去のシーンが。
    それでも近所の心温かい人々からの助けで再スタートさせた
    3人(わたし、母さん、おばあちゃん)。
    シングルマザーとして一生懸命働いて、
    そして仕事が終わって疲れきった母さんの為に、
    イスを買ってあげたいと思う女の子。
    ビンの中に少しづつ小銭を貯めていきます。
    たくさん貯まったお金でとうとうイスを買える日が来た時
    私の娘がため息をつきました。
    なんて素敵なイスなんだろうって。
    ベルベッドで包まれたカバーにばら模様がふんだんに
    散りばめられています。

    前向きに生きているこの家族に教わったような気がします。
    何が一番大切なのかを。

    投稿日:2006/06/08

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  • 最後はほっと明るくさせてくれます

    このお話は3部作構成になっており、1作目『かあさんのいす』、2作目『ほんとにほんとにほしいもの』、で3作目が『うたいましょう おどりましょう』です。

    3部作とは知らず一番最初に3作目の『うたいましょう おどりましょう』を読みました。
    しかしというか、やはり一作目から読んだ方が良い作品です。
    この絵本は登場人物の表情がよくあらわれています。
    これは3作目を上回ると思います。
    大人の方が2作目も読んでみたくなりました。
    娘は、変化のある色合いで描かれているの絵に興味を持っていました。
    リアル感あるお話でありながら、最後はほっと明るくさせてくれる作品です。

    投稿日:2003/12/16

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  • 苦難を乗り越える明るさが好き

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     火事ですべてが焼けてしまった後、わたしと母さんとおばあちゃんはびんいっぱいにお金をためて、世界中で一番すてきな椅子を買いに行きます。「かあさんのいす」「ほんとにほんとにほしいもの」「うたいましょう おどりましょう」の3部作からなるベラ・B・ウイリアムズのこのシリーズは、米国社会の片隅で明るく生きる一家の姿を描きます。
     初めて出会ったのは息子がまだ小さかった頃、図書館で。この国の多様性をそのまま表した絵本というのが第一印象。主人公一家はヒスパニック系かな。イラストの色彩が明るくて何よりも惹かれました。
     シングルペアレント、マイノリティー、ワーキングクラス……。米国にはいろんな形態の家族、民族・人種グループがいろんな生き方を選択し日々を営んでいますが、そんな米国らしさがいっぱいの絵本がこの作品かもしれません。ブルータイル食堂で働く母さんを手伝う「わたし」は小学2・3年生ぐらいでしょうか。近所の人たちに支えられながら生きる登場人物たちに、暖かい共感を覚えました。
     それで、わたしと母さん、おばあちゃんが買った椅子なのですが、とっても座り心地が良さそうなんですよ。バラの模様の入ったビロードの椅子。こんな素敵な椅子がうちにもあったらなーと思わず想像してしまいました。
     「現実」が暗くなることなく描かれたこのシリーズ。息子には英語でも日本語でもどちらでもいいから、全部読んでもらおうと思っています。

    投稿日:2003/08/18

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  • 画集のような美しい絵にうっとり!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    ブルータイル食堂でウェートレスをしているかあさんと、学校帰りにかあさんの食堂に寄って、お手伝いをしておこづかいをもらうわたし、そして安売りで得した時にお金をくれるおばあちゃん、何か訳ありな3人暮らしの女性たち・・・。大きなびんにお金をためています。
    びんがいっぱいになったら、そのお金ぜんぶもっていすを買いにいくのです。すごくふわふわで、すごくきれいで、すごく大きい・・・世界中でいちばんすてきないすを・・・。

    火事ですべてを失ったのに、なんと明るくたくましいのでしょう!世界一すてきないすに座っている、かあさんとわたしのしあわせそうなラストシーンが何とも言えずいいです。
    画集のような美しい絵と、佐野洋子さんの名訳がぴったりの、少し大きい子(小学生以上)向けの絵本です。

    投稿日:2003/08/14

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