最近、学校の読み聞かせボランティアを初めまして、その仲間に教えていただいた作品です。
「落語絵本シリーズ」で、一斉を風靡(?)した川端さんならではの、楽しい絵本でした。
我が家の子供達はどちらかと言うと、お化けとかの類いは苦手なのですが、この絵本に登場するお化け達はすごく元気がよくて、いつも楽しそうに笑っているので、ちっとも怖くなかったようです。
それにしても、お化け達に専用のビーチがあって、毎年そこに海水浴にくるなんて、とっても素敵な発想ですね。
上の子は一つ目小僧たちが気に入ったようでしたが、私は砂かけばばあの砂あつめを手伝わされたり、海坊主たちを呼びにやらされたりする、使いっぱのようなひょろけが、味があって面白かったなぁ。
そして、最後まで手を抜かない川端さんの最後の仕掛け、読んだことのある皆さん気付きました?
裏表紙に何気なく描いてある海草やら、ほら貝やらのイラスト。ほらほら、よく見ると顔に見えるでしょ?