ルラルさんのえほん(2) ルラルさんのバイオリン」 みんなの声

ルラルさんのえほん(2) ルラルさんのバイオリン 作:いとう ひろし
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,760
発行日:2001年09月
ISBN:9784591069448
評価スコア 4.48
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みんなの声 総数 87
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87件見つかりました

  • 学びました

    我が家には楽器がなくて(おもちゃのラッパぐらい)、当然バイオリンもないので、まず娘はそこに興味しんしんでした。園の先生がたまにギターを弾いてくれることがあるので、「○○先生のギターと一緒なの?」と言っていました。

    実際には楽器の絵本ではなくて、「ものを大切にする」ことが伝わる内容の絵本ですね。
    このバイオリンはルラルさんのお父さんが使っていたもの。それを年に何回か出してきてお手入れをする。
    こういうこと、我が家の生活にはなかったことなのでとても新鮮でした。
    ついつい壊れたら新しいものを買えばいいやと思ってしまっていて、昔からあるものを大切に使うということがあまりないので、私自身がいろいろと考えるきっかけとなった絵本でした。

    投稿日:2015/03/09

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  • 音楽ってたのしい

    バイオリンを大切に手入れするルラルさんの様子がいいです。
    けれど下手なんですね。下手だけど、それでおわらない。
    ワニのことばが心をうちますね。
    おしりふりふりしながら弾いたり聞いたり、
    音楽って楽しいなと言う気持ちが伝わってきました。
    気持ちが大切なんだなといつもルラルさんから教わるようです。

    投稿日:2015/03/08

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  • ルラルさんと再会

    子どもたちが小さい頃『ルラルさんのにわ』を何度も読みました。
    あの時は、自分の庭にだれも入れないようにしていて、庭に入ろうとする動物をみつけると、いつも恐い顔をしてパチンコで追い払っていたのに。。。すっかり動物たちと仲良くなっていたルラルさんと再会できて、とてもうれしかったです。
    バイオリンの手入れを欠かさないルラルさん。さぞ上手なのだろうと思ったのですが、そうではなかったのです。でも自分で下手だと思っていたバイオリンの音を、周りのみんなが楽しんでくれてうれしそうなルラルさん。ほのぼのいいおはなしでした。

    投稿日:2015/03/06

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  • いいお話

    ルラルさんのお父さんとの関係が描かれている、少し切ないお話です。

    お父さん、バイオリン奏者だったんですね。
    でも、ルラルさんはバイオリンが苦手で投げ出してしまった。
    お父さんがいなくなった今、ルラルさんは年に1〜2度バイオリンの手入れをしているんです。

    動物たちとのやりとりの中、バイオリンの音が「ギコギコキーキー」でも、その音がみんなを楽しませているなら、それでも良いんじゃないかと感じました。

    そういえば、おとうさんだって「なかなかおもしろい音だよ」と言っていたのです。
    きっと、ルラルさんが上手く弾くことだけを期待していたわけではなかったんじゃないかな。

    ルラルさんも、だからめったに弾くことのないバイオリンを、大事に手入れしているんでしょう。

    動物たちとバイオリンを楽しんでいる姿を見て、お父さんはきっと喜んでくれているのではないでしょうか。

    投稿日:2014/11/02

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  • よかった!

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    いまいちバイオリンの音色をわかっていない息子たちにとっては
    おしりがかってに笑いだすみたい・・・という
    今まで経験したことのない表現に笑い転げていました。
    そしてお友達の動物たちがおしりふりふりしている様子には
    大笑いでした。

    わたしは何とも複雑な気持ちでよんでしまいました。
    大人になると幼少期のことを思い出しては
    親の気持ちはこんなだったかな?と目頭が熱くなることがあります。
    ルラルさんにとってバイオリンはお父さんとの関係で
    なにか引っかかりがあったのでしょう。
    長い間、バイオリンをやめてしまったことを後悔していたのでしょうか?お父さんとのバイオリンの時間を持てなくさせてしまったことを悔いていたのでしょうか?
    わかりませんが、たくさんの仲間たちがおしりをふりふりさせて
    引っかかりを解いてくれたような気がします。
    よかった!

    投稿日:2013/10/21

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  • おしりがかってに!

    ルラルさんシリーズが大好きな息子。
    今回は、ルラルさんのお父さんの、形見のバイオリンのお話です。

    年に一度か二度、お手入れをするためだけに出してしまう・・・
    そんなバイオリンが、今回活躍して、
    動物たちのおしりをむずむずさせます。

    ギコギコキーキー ギコギコキー

    という音が何度も出てきて、
    読んでいる私もなんだかお尻がムズムズします。
    息子もこの音を私が発音すると、ニヤニヤ聞いています。

    この、おしりがむずむずする感じを、ワニが、
    「体中の楽しい気持ちが全部お尻に集まって、
    お尻が勝手に笑い出すみたいだよ」と表現するところが、
    私は大好きです。

    投稿日:2013/10/03

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  • ルラルさんのある一面

    ルラルさんがバイオリンをひいています。

    とっても下手なので、おもしろくなって

    楽しく読んでいましたが、実はこのバイオリンには

    思い出が、その思い出がとても切なかったんです。

    ルラルさんのお話は楽しくなるのが多い中、

    このシリーズで読んだ中でたまたまこのお話が

    最後にあたります。

    最後にこの切ないお話にあたってしまったことが

    なんだか余計に切なくなりました。

    子を持つ親として、そして子供時代を経験した

    今だからこそ、胸が熱くなります。

    大人と子供とでは感情が違うと思いますが、

    それぞれこのお話が気に入っています。

    投稿日:2013/06/17

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  • 上手には引けないけれど、ルラルさんが大事にしているバイオリンには、お父さんとの思い出がつまっていました。
    ギコギコキーキーとしかならせないバイオリンの音は、お尻が笑ってしまうほど刺激的ですが、なぜか動物たちにはお気に入り。
    そんなお話にしみじみ感があって魅かれました。

    投稿日:2013/03/27

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  • バイオリンの音は・・・

    • ミモザさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳

    めったに弾かないバイオリン。
    たまに弾いても「おしりのかゆくなるようなおと」になってしまう。
    それでも動物たちは・・・。

    なるほど、そういう展開なんですね。子供と一緒に読んでいて笑ってしまいました。
    子供って「おしり」とか出てくると敏感に反応しますしね。
    これで、ルラルさんのバイオリンの出番が増えるといいですね。

    投稿日:2013/03/11

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  • ギコギコキー!の読み方には要技術^^;

    苦手、下手と思い込んでやめてしまった特技って大人になってから苦い思い出として残りますよね。
    その苦さを思い起こさせてくれる絵本でした。
    娘にはそんな思いはまだないので「あんな音、やだよ」とつぶやいてましたが、確かに!おしりがむずむずしてくるようなあの音、声にして読むのは難しいですねえ^^;

    投稿日:2012/04/16

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