「ルラルさんのえほん(2) ルラルさんのバイオリン」 みんなの声

ルラルさんのお父さんの形見のバイオリン、ちょっと郷愁誘う話なのかと思いきや、やはりルラルさん！？、バイオリンの音が、、、。子供たちは大笑い。でも、上手に弾けなくても、お父さんを懐かしく思う気持ちがほんわかと伝わってきて、大笑いしつつも、心も温かくなりました。

ルラルさんが、久しぶりにバイオリンをひいたら、
ギコギコキーキーとなった時に、　　　　　　　　　　　　　　　　
おしりがむずむずしてきたので、
ルラルさんはバイオリンをひくのをやめました。
でも、ねこたちがもっとひいてと言ったので、
ルラルさんがもう一回ひいてと言ったので、
もう一回バイオリンをひいたら、
またギコギコキーキーと音が鳴って、
動物たちもおしりがむずむずしたけど、
もっとひいてといったところが面白かったです。

ルラルさんは、一年に一度こっそりバイオリンの手入れをします。
　今日は、ねこに見つかってしまいました。
　「バイオリンを弾いて」とせがまれ、ルラルさんが庭で弾き始めす と、………。
　聞きなれない不思議な音に、あつまった動物たちは楽しそうに反応し
　ます。

　　音楽が楽しいこと、楽しいと体が動くこと、人間も動物も同じです
　ね。
　
　“この音をそういえば、おとうさんも「………。」っていってくれたっけ。”のシーーンは、ちょっとウルッです。

　当時４歳の息子は、「どんな音かな？」っていいながら、むずむずダンスを踊っていました。
　
　小学２年生くらいまで楽しめると思います。

ルラルさんのバイオリンに深い思い出があったなんて・・
思わず感動してしまいました。
ムズムズする音色も味なんですよね。
ワニがサラッという言葉も素敵でしたよ。
親の思いは、お父さんのような音色が出せることよりも
バイオリンを好きになってくれることのほうが
うれしいことなんでしょうね。

ルラルさんが年に１度か２度こっそり手入れするバイオリン。
なんで手入れだけで弾かないのかなと思って読み進むと・・・

バイオリンって自分も弾いたことはないのですが
音が出るまでが大変だと聞いたことはあります。
ルラルさんはオーケストラの一員のお父さんに
しっかり習ったんだと思います。
でもなぜか良い音が出ない。
でもその音が動物たちには・・・

子供たちは動物たちのしぐさが可愛くて
笑って楽しく読んでました。
楽しい絵本です。

年に１度か２度、お父さんの形見のバイオリンを手入れするルラルさん。今日は、手入れをしているところをねこに見つかってしまい、バイオリンを弾くことに。

その音が、おしりがむずむずする音っていうから、聞いてみたい。動物たちが聞きたくて集まってくるのだから、悪くない音だと思うのですが…。とっても興味があります。

しかも、絵本の中の、ルラルさんの子供時代にバイオリンを弾いている場面の絵を見ると、鳥が飛んでいき、木が曲がったり、植物の元気がなくなってしまっているんですよ。ますます気になります。

にわの動物たちが、すごい笑顔でバイオリンを聞いているのが、とっても幸せそうです。あんな幸せにしてくれる音色って。やっぱり聞いてみたいです。

楽器がバイオリンというところも、私はおしゃれだな〜と思いました。ピアノだとありきたりだし、金管楽器だとみんなでお尻を振って聞くイメージではないし…。バイオリンというとちょっとあこがれのような素敵な感じがします（私だけでしょうが…）。

どんな音色がするのかを想像するのも楽しいお話です。

４歳の子が気に入ってるルラルさんシリーズ。
２作目は、お気に入りのバイオリンがテーマです。

大事にしているバイオリンを、１年に数回しか弾かないルラルさん。
ある日、動物に見つかって弾いてほしいとせがまれる。。
しぶしぶ弾くと、お尻がむずがゆくなるような音！！
でも、その音がいいといってくれる動物たちがとても素敵です。

ルラルさんのバイオリンで動物たちがおしりを振ってる場面がとても微笑ましいです。
お尻がかゆくなるような音も楽しめるのは、ルラルさんの人柄なのでしょう。

ルラルさんがバイオリンをやめたエピソードも、しんみりとしました。
バイオリンをやめてからも、お父さんの大事なバイオリンを取っておいたルラルさん。
お父さんとのつながりがこのお話に深みを出してると思います。

やはり、堅物なだけでなくどこか愛嬌のあるおじさんです。

幼稚園の4歳児クラスで読み聞かせをしました。前半は話がやや難しいのか反応が今ひとつでしたが、後半に「ギコギコキーキー」が繰り返し出てくると、だんだん一緒に言い出す子が増えていき、終わりのほうでは先に「ギコギコキーキー」と言ってくれるほどでした。ここまで盛り上がってくれると読み手としても嬉しく、とても楽しかったです。

お父さんから受け継いだバイオリンをとても大事に手入れしているルラルさん。
御世辞にも弾くのは上手とはいえません。
それでも周囲の動物たちは喜んで耳を傾けてくれるところがイイですね。
最初は遠慮していたルラルさんも楽しそうに弾く場面に温かい気持ちになります。
上手い下手ではなく楽しく演奏することが大事だということを
さりげなく語ってくれている絵本ですね。

ギコギコキーキー　ギコギコキー
っていう　繰り返しのバイオリンの音もユニークで
娘は大きな声で一緒に読んでいます。

ルラルさんが年に一度のバイオリンの手入れをするお話です。

お父さんの形見だというバイオリン。
ルラルさんの過去を知った気分になりました。

どんなに練習しても上手く弾く事が出来ないルラルさんですが、動物たちが楽しい音だと喜んでくれます。

“上手い下手ではなくて、自分が好きならやってみればいい”ということを絵本を通して伝えてくれているように感じました。
ちょっと心温まる優しさが詰まった一冊でした☆