「ふゆじたくのおみせ」 みんなの声

私の姉から息子へのファーストクリスマスプレゼントの中の一冊です。くまくんとやまねくんがふゆじたくのお店でお互いにぴったりなお洋服をみつけ，それを内緒でプレゼントするために森中のどんぐりを集めます。最後の一つがみつからない二人は・・・。

くまくんとやまねくんのお互いを思いあうやさしさ，二人のために店を開けておいてと頼む森のみんなのやさしさ，冬が訪れるまで二人を待ち続けたりす夫婦のやさしさ・・・やさしさがいっぱいつまった心あたたまるお話です。読み終わったあとに周りの人にやさしくなれる本。オススメです！

絵をみたとき「かわいい〜！」と思い買いました。やまねくん、くまくんお互いにプレゼントするのにどんぐりをさがします。やっとあつまってお店に行くと・・・もりのみんなが二人の話をきいてリスさんにとっておいてくれるように頼んでたんです！綺麗にラッピングしてありとても感動でした。森のみんなとても仲良しなんですね。

くまさんとヤマネくん。互いに相手が似合うだろう洋服をプレゼントするため、お金となるどんぐりを一生懸命探します。相手ののことを思い、相手のために一生懸命、、、。ようやく互いのプレゼントを手に入れるのだけれど、それには、森のみんなの優しさの手助けがあるのです。くまさん、ヤマネくん、そして森の仲間みんな、とてもやさしいんです。絵のタッチも温かみがあって、心がほんわか温まります。

絵本の舞台は秋。
ちょうど、そんなときにこの絵本と出会いました。

暖かくてかわいらしい絵に、思わず手にとってしまいました。

読み始めたときには、自分のために頑張っているんだと思ったのに、本当は友達のためだったなんて。

この本は二作目で、前作があったことを今知りました。
早速読んでみなくちゃ！

贈り物をするときの相手への思いに、みんなに支えられての結果、、、くまの頭上にどんぐりが落ちてくるときのかわいらしさ。ちょっとドキドキで、心があったかくなる物語。一人じゃないんだ、みんながいるんだよ。

ふくざわさんの絵の温かさ、ストーリーの温かさに心も体もぽかぽかになります。
大好きな友達のために、その友達に内緒でプレゼントするためにがんばるクマさんとヤマネくん、そして森の仲間たち・・・
人を思いやる気持ちの大切さを教えてくれる絵本です。

絵本のサイズが大きくて、あたたかい絵がまんべんなく描かれていてとても読みやすいです。お金の代わりが「どんぐり」っていうのもいいですね。そして買いたい物のためにみんなが一生懸命どんぐりを探している姿がけなげです。
体の大きなクマくんと小さなヤマネくんの相手を思いやる心にジーンときます。他の動物たちもそんな二人の気持ちを大事にしていて、ラストはとてもほのぼのします。

初めて絵本を読んで泣きました。
クマさんとヤマネくんの優しさ、森のみんなの優しさに胸を打たれます。
前作「もりいちばんのおともだち」もそうでしたが、どのページも優しい色使いで丁寧に描かれていて、動物たちも表情豊か。普通よりも大きい本なので、森の中の世界を近くで見ているような気分です。
話は少し長めですが、子供が途中で飽きることはありません。「わくわく」「しょんぼり」「ほんわか」など、場面場面でいろんな気持ちになりますよ。
子供も私も大好きな一冊です。

「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズの２作目。

「ふゆじたくのおみせ」開店のお便りをみて、クマさんとヤマネくんは、早速買い物へ。
森のみんなもやってきました。りすの夫婦があるじのお店には、楽しく冬を過ごすためのすてきな物がいっぱい！クマさんとヤマネくんは、お互いに欲しい物を見つけます。
　お金の代わりのドングリをさがしに、さぁ　森の中へ。ところが、あと１こ、どうしてもドングリが見つからないクマさんとヤマネくん。
　二人の欲しい物は手にはいるかな。

　深まりゆく森の秋が、茶色をベースに丁寧に描かれて、めくるのが惜しいほどです。お店に並んでいる商品の魅力的なこと。やっと数がそろったドングリを持っていったのに、お店はすでに売り切れ閉店！へなへなとすわりこむクマさんの表情に、こちらまで胸が痛くなりそうです。

　ここまで思い合える友達がいていいな。秋深い日に、ココアでも飲みながら、子どもと楽しみたいです。

仲良しのクマさんとヤマネくん。
お互いに贈るプレゼントを買うため、一生懸命にドングリ集めをする二人。
最後のドングリをクマさんにさりげなく贈るヤマネくんの優しい心。

本当に相手のことを大切に思っている姿に心を動かされます。
そして、彼ら二人のために森の仲間達がお店へ出向き、お願いをしていたのには、泣けました。

何度読み聞かせをしても、いつもお願いの場面にくると声が震えて涙がでてくる私。
息子には「こんな素敵な友達や仲間をつくってね」と必ず最後に伝えています。