くんちゃんのはじめてのがっこう」 みんなの声

くんちゃんのはじめてのがっこう 作・絵:ドロシー・マリノ
訳:間崎 ルリ子
出版社:ペンギン社
税込価格:\1,045
発行日:1982年
ISBN:9784892740206
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 57
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57件見つかりました

  • 始めは誰だって不安

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    こぐまのくんちゃんが初めて学校に行く日の
    お話です。新しいかばんを持って
    お母さんと一緒に学校に向かうくんちゃん。
    途中みつばちやこうもりに声をかけて
    「きみも、がっこうへ いく?」なんて
    本当に可愛い。でもあんなにウキウキしていたのに
    学校についてお母さんが帰ってしまい
    授業が始まってくんちゃんの不安な気持ちが爆発しそうでした。
    そしてとうとうドアの外へ。
    でも大丈夫、くんちゃんの先生が機転を利かせて
    勧めていく授業にくんちゃんも窓の外から参加。
    何事にも新しい環境へ飛び込むのは大変。
    特に子供にとって学校は親から離れていく社会への
    第1歩ですし。
    こんな先生だと楽しい学校生活を送れますよね。
    何かにつけ強制するんじゃなくて
    上手に促していく...。これは私達親にも言えることですものね。
    北米では日本のような入学式などありません。
    最初それに戸惑うことがありました。
    がそれが逆に自然に学校生活をスタートさせる
    良い環境でもあるなぁと今は思います。

    投稿日:2006/11/25

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  • すてきな先生

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子3歳、女の子0歳

    初めて学校に行くくんちゃん、どきどきです。大きなこどもたちはは字もかければ算数もできます。くんちゃんはまだできません。先生指さないで、みんなの前で恥をかかせないでー、とひとり心のなかで叫びましたが、先生はそんないけずなことはしませんでした。お行儀第一の日本の学校とはすこしやり方は違って、自分の方法で自然に、自分から参加できるように誘う先生は外国のやり方なんですね。教室を出て行ってしまうくんちゃんに「ちゃんとすわりなさい」と叱ったらくんちゃんはびっくりしてしまったかもしれません。
    つぎのひたくさんのお花を学校を持って行きました、きっと学校が大好きになったんでしょうね。

    投稿日:2006/10/31

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  • はじめての不安な気持ち

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    初めて学校に行くときの誇らしい気持ちや、上級生に会ってからの不安など、くんちゃんの気持ちや先生や両親のあたたかく見守る様子が絵にも文にもよく表れています。初めての授業で指名されそうになって怖くなったくんちゃんが教室の外から中をのぞいているところなんて、とってもかわいいですよ。
    小学校一年生になる子やなったばかりの子に、ぴったりの絵本です。

    投稿日:2006/10/06

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  • はじめての不安

    くんちゃんの心の動きの描写は、ほんとうに小さい子の心理をとらえていると思います。まわりが「今日から小学校だ小学校だ」と言うので「そういうものだ」と、意味もよくわからず素直に思ってしまうのは子供の常。で、学校に行く途中にいろんな動物に、その意味もよくわからないまま「僕は今日から小学校だよ」と言ってみたり。うんうん、そうだよねとうなづいてしまいます。ところが、行ってみると・・・今度ははじめての事に晒されて・・・すごく身につまされます。小学校や幼稚園にはじめて上がったときの居心地の悪さを思い出しました。幼稚園にあがるころ、自分の子供にも読んであげたいですね。

    投稿日:2006/08/30

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  • 心配しなくても大丈夫だよ

    • ぐるんまさん
    • 30代
    • ママ
    • 和歌山県
    • 女の子7歳、男の子1歳

     娘が年長の頃のお気に入りです。入学前におすすめです。
     くんちゃんが「学校ってどんなとこだろ〜楽しみだよね。不安もあるけど心配しなくても大丈夫だよ、安心して。」と言ってくれているような気がします。
     表紙をめくるとくんちゃんのお父さんとお母さんが、くんちゃんが学校へ持って行く新しいかばんを手にとり話しています。くんちゃんが弾んだ気持ちであわててベッドから起きてかけよって来ます。
    ページをめくるとお父さんからかばんを受け取るページ。お気に入りです。娘も入学準備の時期、新しいランドセルを何度も背負って喜んでたなあ・・・
     ぴかぴかの一年生になるくんちゃんの学校へ行くのがうれしくってたまらない様子が自分に重なっている様でした。娘もちょうど年長の終わりの頃で、幼稚園で、小学校ってお友達もいっぱいできるしお勉強もするし、楽しいことがいっぱいあるよ〜とか聞いてきて、どんなとこなのかな〜どんなことをするのかなあ〜とドキドキワクワクの様子だったよなあ・・・ 
     いざ学校に着いたくんちゃん。お母さんは帰っちゃうし、大きい子達は教科書を読んだり、字を書いたり、計算をしたりしています。字を読めないし書けないし、計算もできないのに先生にあてられると困るなあと小さく小さくなってしょんぼりしていくくんちゃんに娘も不安そう・・・
     とうとう開いている戸から逃げ出してしまいます。でも窓からこっそりお友達の様子を見ています。
    先生はお友達達に、ハリエットの名前の”は”で始まる言葉を聞いて、次に”スージーの”す”ではじまる言葉を聞いていきます。
    くんちゃんはこれならできるよと自信がわいてきます。
    先生がくんちゃんの”く”で始まる言葉はと聞いた時・・・思わず叫んでしまいます。「くま、くるみ、くまんばち!」
    娘も負けずに自分の名前の音で始まる言葉を言っていきます。これならできるよと自信たっぷり。
     先生がにっこり笑って「はいってらっしゃい、くんちゃん。あなたの座る場所はここですよ」とくんちゃんにやさしく言ってくれる所が大好きでした。
    くんちゃんが自分の名前と同じ音で始まるものの絵を描いて先生に見せた時もやさしくほめてもらっていて自分の事の様に喜んでいました。
     この本を何回も読むうちに、小学校入学前に、期待に胸ふくらませ嬉しいのと同じ位に感じる不安な気持ちが少しは和らいだかなあと思いました。

    投稿日:2006/07/24

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  • 卒園前の子どもたちに

    小学校に上がる前の、期待でいっぱいの子ども達に読みました。
    くんちゃんの、不安も期待も共感できたようでした。

    投稿日:2006/02/28

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  • はじめてはドキドキがいっぱい。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子9歳、女の子4歳

    『くんちゃん』シリーズです。
    くんちゃんはいよいよ学校に上がりました!
    初めての学校に、始めワクワク、だんだんドキドキしてくるくんちゃん。
    学校に入る前の子供達って、ちょうどこんな気持ちなんでしょうか。(自分のことはもう忘れてしまいました)
    教室に入って、大きいお兄さん、お姉さん達が字を書いたり、計算したりするのを見て、自分はとてもこんなこと出来ないと、畏縮してしまうくんちゃん。
    どんどん、小さく、丸くなっていくくんちゃんを見て、子供達もちょっとドキドキした顔をしました。
    結局教室から逃げ出してしまうくんちゃんですが、こっそり除いた窓から、先生のその学年に合わせた方針に安心して、教室に戻ってきます。
    もうすぐ、幼稚園とか、学校へ行く予定のお子さんに、ぜひ読んであげて下さい。
    きっと、くんちゃんに共感するところがいっぱいあると思うな。

    投稿日:2005/01/19

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  • くんちゃんと息子と娘

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子5歳

     この絵本はうちでは特別な意味を持ちます。息子(5年生)と、今年小学校に入学したばかりの娘(キンダー)をふたり同時に夢中にさせることができる絵本だからです。
     まず見返し。新しいかばんを手にするうれしそうなお父さん、お母さん。そこに走り寄るくんちゃん。この場面の会話は、きっと……(母)「まあ、見せてください、立派なかばん。くんちゃん、喜びますね」(父)「うん、くんちゃんももう一年生だ」(くんちゃん)「それなあに? ぼくにも見せて!」みたいな感じでしょうか。幸せなくんちゃん家族を目にするだけでも、この絵本を開く価値があります。入学の朝って、こういう笑顔なんですよね。
     息子の好きなところは、くんちゃんが教室を抜け出し、窓から顔をのぞかせクラスの様子をうかがうところ。「はちみつ!」「すーぷ!」「くま、くるみ、くまんばち!」のページは張り切ってくんちゃんになり切り、叫んでくれます。小さな子どもを真似るのがすごく楽しいみたい。同時に懐かしい気持ちもあるのかな。
     娘は、くんちゃんがお母さんからなかなか離れられないところが気になるようです。なにせ自分もつい先週まで「ママ〜」とすがっていたのですから。くんちゃんも同じことしているので照れるみたいですね。
     ちょっと年齢の離れたふたりの子どもを同時にエンタテインしてくれるくんちゃんの絵本。貴重な思い出になることでしょう。

    投稿日:2004/10/10

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  • ドキドキの一年生!

     見返しと中表紙、もうここから「くんちゃん」のうれしさが伝わってきます。お父さんから鞄を受け取る「くんちゃん」の表情、こちらまで嬉しくなってしまいます。

     学校へ行く道々で出会う動物たちに「これから学校へいくんだよ」と言いながら楽しく歩いていた「くんちゃん」ですが、さぁ、学校に着いてみると、なんとなく不安な気持ちがわいてきます。
     その不安は、授業が始まるとどんどん高まって、とうとうあいてるドアから外へ・・・。

     「くんちゃん」がイスの上で、体を小さく小さくする気持ちがとてもよくわかります。心臓はドキドキ大きな音を立てているんです。逃げ出した「くんちゃん」をあえて追っかけない先生はすばらしい!これくらい懐の大きい先生がやっぱり一年生には必要ですよね。くんちゃん、いい先生でよかったね。

     「くんちゃん」は次の日から、一人で楽しく学校へ通っています。
     表紙の絵を見ると、それがわかりますよ。

    投稿日:2004/04/12

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  • 初登校のドキドキワクワク

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    くんちゃんが、初めて学校に行くことになり、うれしくって出会う動物に、いちいち「今日、ぼく学校へ行くんだよ」と話しかけてしまいます。うれしくってたまらない様子が、なんともかわいいですよね。
    そんなに、ウキウキワクワクだったのに、教室に入って、難しい質問をされたらどうしようと、教室を逃げ出してしまうところは、笑えました。くんちゃんて、本当にかわいいですよね。でも、先生は、初めて来た子には、それなりに優しく、簡単なことしか要求しませんでした。これには、くんちゃんもホッと安心です。
    新一年生に、読んであげるのに、ぴったりの絵本です。

    投稿日:2004/03/04

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