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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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うさぎたちのにわ」 みんなの声

うさぎたちのにわ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1979年
ISBN:9784769020103
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 29
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  • いつもは悪者のへびだけど・・・。

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    としよりうさぎが警告する、食べてはいけないりんご。
    そのりんごを差し出すへび。
    読んでいる私は、聖書で、神さまから禁じられたりんごを食べた
    アダムとエバの物語が頭をよぎり、悪い予感がしました。
    そのお話を知らない息子達もまた、
    へびって、ずる賢くて、悪者のイメージがあるのでしょう。。
    キツネに追われた、2匹のうさぎがへびの口の中に飛び込んだとき
    結局食べられちゃったと思ったようです。

    が、次のページで「えぇ〜っ!」「なんじゃこりゃ!」と大笑い。
    へびは大きいものでも丸のみするというけれど
    そりゃないだろう・・・という、分かりやすいウサギたちの形が可笑しいったら。

    私には、旅から帰ってきたとしよりうさぎの言葉も印象的でした。
    「いいさ、りんごってのはたぶん、まるいひかったにんじんにすぎないんだ」
    年長者として、経験に裏付けされた自分の信念にはゆるぎない自信があったと思うのです。
    へびに会う前のうさぎたちが「せかいいいちしあわせだった」のも、
    としよりうさぎに守られてのことだったかもしれません。
    それでも、うさぎたちの話をちゃんと聞いて、新しい価値観を受け入れる器の大きさに、参りました!と思いました。
    私も子どもから学ぶことはいっぱいあるはず。
    としよりうさぎのように、柔軟でありたいなぁ、と思います。

    投稿日:2011/11/29

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  • ヘビの口に入ったけれど

     「うさぎたちが、へびの口にはいった」
    ところで、イソップ物語なら終わっているんでしょうね。けれど、この絵本では、まだ続くのです。
     起承転結があざやかで、とてもおもしろかったです。

     ヘビはうさぎたちを飲みこまなかったのです、めでたしめでたし。
     という終わり方ですが、私には、なにか一抹の不安が消えなくて、イソップ物語より恐い感じがしました。
     リンゴを食べても大丈夫、と知ってから、歳寄ウサギがリンゴを食べる姿も、なにかを風刺しているように見えます。

     レオレオニさんの描く動物たちの目は、表情が豊かです。でも、このうさぎたちの目は、ふし穴に見えてしまうのは、私の邪悪な深読みでしょうか、、、

    投稿日:2011/11/26

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  • かわいらしいイラスト、ハッピーエンドな物語、
    子どもが読んでも、大人が読んでも楽しめる作品です。

    しかし、この作品には、楽しいだけでなく、
    とても強いメッセージが込められていると思いました。

    -----------------------------------------------------

    大人は子どもの<やる気><勇気>そして<考える力>を
    のばす機会を、つい手を出しすぎて止めてしまうことが
    多々あります。

    本当に危ないことは止めさせなければいけませんが、
    そうでない場合は、子ども自身が経験して、
    学んでいくのです。

    そして子どもたちは、いつか親が驚くような
    成長をしているのです。

    -----------------------------------------------------

    実は最近、児童センターの先生から
    「お子さんに手を出しすぎないで。
    子どもは経験を通していろいろなことを学び、
    ちゃんと危なくないよう考えて行動するからね。
    子どもは賢いよ!」とアドバイスをもらったんです。

    おそらくレオ・レオニさんも
    児童センターの先生と同じことを、
    この作品の中で言われているだと思います。

    投稿日:2011/11/24

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  • としよりうさぎがすごい

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳、男の子0歳

    昔、木の上にいたサルたち
    周囲からダメだと言われていたのに木から降りて地上に立った。
    このサルが人間のはじまりと聞いたことを思い出した

    そしてもう一つ
    口笛を家の中で吹くと悪いことが起こるとおじいさんから
    いつも言われていたことを思い出した

    年寄ウサギの言いつけを聞かずにリンゴを食べた。
    本当にきつねが来て危険がふりかかった
    でもラッキーなことに友達になった蛇が助けてくれた
    年寄ウサギは話を聞いて考え、リンゴを口にする

    リンゴを食べたらやっぱりきつねが来て襲われそうになった
    今回はラッキーにも友達が助けてくれたが
    やっぱりリンゴは食べないほうがいい!という結論はたやすい。
    でも年寄ウサギのすごいところは
    りんごを食べることは身の危険とは関係がないのではと
    自らもリンゴを食べたことのように思う
    リーダーが出す決定は難しいし
    長年の言い伝えを背き変更することは勇気もいる
    若者たちの力の必要性と
    凝り固まっていない突破力
    そんなことを考えさせられた一冊でした

    投稿日:2011/11/21

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  • 知る事を恐れない大切さ

     2匹の子うさぎに,年寄りうさぎが、りんごだけは食べてはいけないと言い残して出かけてしまいます。だけど食べるものが無くなってしまった子うさぎは,へびから貰ったりんごを食べてしまいます。

     へびと子ウサギたちが遊ぶ場面やキツネを追い返す場面など,読んでいて本当に楽しいのですが,「禁じられた果実(りんご)」,「へび」。やはり,旧約聖書のアダムとイヴを思ってしまいます。

     レオ・レオニが宗教の事をどう考えていたかは,知りません。ですが,この作品も,様々なレオ・レオニの作品の根底にある「自分とは何かを知ること」そして他人とは異なる「自分らしさを生かすこと」が描かれていると感じました。

     年寄りうさぎの言いつけ(常識)に囚われない事。自分を知る事を恐れない大切さを伝えているのではないでしょうか?

    投稿日:2011/09/09

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  • ハラハラドキドキ

    • りょうあおさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、女の子4歳

    娘はハラハラドキドキで聞いていました。「ダメって言われたのに食べちゃった〜」「怒られる〜」と子うさぎたちをとっても心配しました。絵も面白いページもあって、子供達は大騒ぎで聞いていました。

    投稿日:2010/05/11

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  • ヒヤッとしましたが・・

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    レオニの絵を気に入ってる次男が選びました。
    林檎を食べてはいけないといわれたウサギ達と蛇の友情物語?です。
    蛇が口をあけてウサギを飲み込む場面ではヒヤッとしましたが・・
    ウサギを助けてくれる優しい蛇でほっとしました。

    同じレオニ作品の「びっくりたまご」同様、先入観を持って接してはいけないという意味合いなのかなと考えましたが、どうなのでしょう??
    案外こういうお話も、子供はすんなり受け入れてくれると思いますし、絵ははっきりとしていて綺麗で、ヒヤッとするけどハッピーエンドですし
    読み聞かせには向いてるかなあと思いました。

    投稿日:2009/06/03

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  • 不思議なお話です

    りんごの木にいたへび。
    食べらてしまうのでは・・とまず、ドキドキ。
    ウサギは、そそのかされてりんごを食べてしまったのではないかと、またドキドキ。

    キツネから逃げて、逃れた先は、へびの口の中・・・

    こっちのドキドキも知らずに、お話の中の、うさぎとへびは、互いに信頼関係を築いていたようです。
    子ウサギの”無知”さがよかったのかもしれませんね。

    やさしいへびと無邪気なウサギの、なんだか、不思議なお話です。

    投稿日:2006/05/29

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  • 食べられてしまうかと思いました。

    こうさぎたちとへびが友達になってしまうことが、ちょっとびっくりでした。
    安心させて実は機会を狙っているものだとばかり思っていたら、危機一髪、キツネに食べられそうになったこうさぎたちを助けてくれたのはへびでした。
    でも、こうさぎたちがへびの口の中へ飛び込んだ時は「ああ、とうとうやられた。食べられた!」と、思ったんですよー。
    そしたら、次のページではへびがキツネをやっつけて、うさぎたちはその腹の中から出てくるじゃありませんか!
    ストーリーはすごく面白かったけど、なぜ、へびはうさぎたちを食べなかったんだろー。

    投稿日:2003/11/22

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