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あのときすきになったよ」 みんなの声

あのときすきになったよ 作:薫 くみこ
絵:飯野 和好
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1998年04月
ISBN:9784774604299
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 77
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77件見つかりました

  • やっぱり友達って素晴らしい!

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    最初はどちらかというと嫌いなタイプの子「しっこさん」。
    でも、少しずつ気持ちが変わっていく。
    いつの間にか、その子の事ばかり気になって・・・。
    子供の頃は些細な事で、嫌いになったり好きになったり、そんな女の子の気持ちが良く表現されたお話だと思います。
    特に心の中の声が時々表現されているのですが、子供らしさがでていて思わず笑ってしまいました。
    最後の場面ではぐっとくるシーンがあって、しっこさんって
    すご〜いと感心してしまいました。

    投稿日:2008/05/24

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  • 人権教育にも・・

    舞台は小学校。クラスでいつもおしっこをよくもらすのでみんなから「しっこさん」と呼ばれる女の子と心を通わせるまでのストーリーが描かれています。
    幼稚園児の娘にはまだ直面していない問題ですが成長するにつれ、必ずや直面する問題。
    この絵本の中には色々な問題が投げかけられていて人権教育の絵本としても子ども達といろんな意見が交わせる一冊ではないかと思いました。
    心で思ったことを・・そのまま口にしてしまうということ。
    言葉がどれだけ相手を傷つけることになるのかということ。
    人それぞれ苦手な面はあったとしてもその人なりのよいところがあるということもこの絵本から感じさせてくれます。
    熱がでておやすみしたときに持ってきてくれた手紙も誤字だらけななかにいっぱいの愛情が感じられます。
    きくちさんが起こした勇気ある行動。とっさの行動は・・実際には考えにくいほどの勇気。
    でもこの行動は実際に言われて嫌な思いをしたきくちさんにしか出来ない行動です。

    とにかくさらっと読める絵本ではありません。
    もう少し大きくなってから改めて娘にも読んでもらいたいなと思う本でした。

    投稿日:2008/03/29

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  • よかった

    飯野さんの絵だったので選びました。が、内容も素晴らしくて感動しました。だんだんと深い友達になっていくようすが嬉しくなりました。友達を守ろうとする為にしたとっさの判断は素晴らしいなと思いました。良く思いついたものだと感心しました。言葉を交わさずに目と目で会話をする二人の友情は本物だと思いました。これ程固い絆を持った友達は一生の宝になるだろうと思いました。羨ましい関係です。娘にもこんな固い友情を持った友達が出来るといいなと思いました。

    投稿日:2007/12/27

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  • 心と心

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子9歳、女の子7歳

    子ども達は、真剣に聞き入っていました。
    とてもいいおはなしだと思います。
    みんながどう思っていても、自分が気になった存在の人と、
    ちょっとしたきっかけで友だちになっていく姿が、
    手に取るようにわかります。
    名前の呼び方もだんだんと変化して、心の変化がわかります。
    やさしさ、思いやりなど、いろんな感情にふれることができます。
    現実に近い設定なので、身近な事のように感じて心に響きました。
    おすすめです。

    投稿日:2007/06/28

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  • 友情って不思議。

    • 茶ジロウさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子5歳、女の子3歳

     おしっこを漏らすから「シッコさん」と呼ばれているきくちさんと主人公のゆいこの友情の芽生えを描いたお話です。
    ‘ちっともすきじゃなかったのに、
     すきになったのはなんでかなあ・・・・‘
    そう友達になるって、好きになるって不思議だなあ〜。 
     
     私も主人公と同じような経験があります。
    小3の冬、帰りの会の最中にトイレに行きたくなったけれど、動けない・・
    先生が「起立!」って言うから、頑張って立ち上がったら、駄目だった。やってしまいました。恥ずかしくて、机の横で水たまりを隠しながらみんなにバイバイをして、最後に残ったのはワカコちゃん。一緒に帰る約束をしていたから、待っていてくれた。水たまりに気付いて、「どうしたの?」って聞いた。「習字道具の水が漏れた」と私は答えたけれど、すぐにウソとばれた。けど、だまって一緒に掃除してくれた。「二人の秘密にしよう」っていってくれて、ちょっと笑った。
     帰り道にどうやったらおしっこが長く我慢できるかについて話し合ったりして。その子はずっと仲がよかったんだけど、その翌年引っ越してしまった。ワカコチャン今頃どこかで元気にしているかな。思い出したら会いたくなってしまいました。
     ともだちって素敵だな・・

    投稿日:2007/05/12

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  • ぐぐっと胸にくるものがあります

    「おもらし」だの「しっこさん」だの、自分の小学2年生の頃、授業中におもらしした子がいて大騒ぎになった事を思い出しました。衝撃的な1日の事件でした。
    それと学校を休んだ日に友達が来てくれた事も忘れられない・・・。
    あと、子供心に忘れられない手紙があることも・・。

    あのダイナミックで郷愁と素朴さと力強さを感じる絵がたまりません。物語との絵が共にお互いを引き立てていて、絵本ならではの最高の醍醐味を感じます。

    投稿日:2007/05/10

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    2
  • やさしさにグッときます。

    • ふもふもさん
    • 40代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子16歳、男の子12歳、男の子8歳

    学校で子供達に読み聞かせする前に、ひとりで読んだらジーンと来てしまいました。
    子供の頃ってある意味残酷なところがあり、見たまま感じたままをすぐ言葉にしてしまうようなところがありますよね。しっこさんというあだ名もそんな感じなのかな・・・と。
    子供達に読んだところ、最初のしっこさんというところで「えーっ しっこだって」と言っていた子供達も、読み進めるうちにシーンとして聞き入ってくれました。
    高校生の娘も読んで「なかなかいいねぇ」と言っていました。
    絵も迫力があって私は好きです。

    投稿日:2007/03/02

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    2
  • これはいい!

    • ここぱんなさん
    • 30代
    • ママ
    • 島根県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    子どもの世界で、あるある!こういうことって。

    いちばん共感できるところは
    「悪口が体中であばれまわった。
     しっこたれ!うんこたれ!ぶたぶたのぶう!
     おにばばのはなくそ!」

    そう!そう!そうなんだよね!
    体のなかを駆け巡る押さえ切れない情動、こういう気持ちって、こういうときって、あるんだよね、誰にも。
    でもなかなかこういう人間の心のそこの
    どろどろむかむかしたものをここまでストレートに
    表現しているものって、
    他の絵本では見ないなって思います。
    こんな気持ち、もつことは誰だってあるんだよねって、
    もったって悪くないんだよねって、
    口で言うとなんだかきれいごとみたいに
    なってしまうんだけど、
    この絵本では見事に表現されているところに拍手喝采です。
    このどろどろの想いがあるからこそ、最後の場面がきゅんとせつなく引き立つのだと思います。

    飯野和好さんの絵も絶妙です。

    投稿日:2007/01/21

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  • 友だちって…

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    おしっこもらしてばかりいるので「しっこさん」と呼ばれるようになった級友と主人公が、どうやって友だちになっていったかが描かれています。友情って、ありふれた日常の中にある、相手へのほんの少しの関心やほんの少しの思いやりの積み重ねから芽生えるものなのかもしれませんね。「わたし」と「しっこさん」のやりとりに、遠い昔の子ども時代を思い出し、懐かしくなりました。うちの子は、飯野さんのインパクトのある絵に、ページをめくるたびにびっくり(「お顔が大きい!」)。「しっこのしっこたれ うんこたれ…」のページでは爆笑でした。飯野さんの絵と薫さんの文章が絶妙の相性です。途中笑わせ最後にしんみり。素敵な本です。書名もすごくいいです。

    投稿日:2007/01/19

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  • 読後、娘は絵本をしっかり抱きしめた

    • ぴょ〜んさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子1歳

    友情を築くまでがテーマになった絵本。
    一年生の女の子の独白形式で、心情のリアルさ、表現の細やかさで、
    本当にその子の心の声を聞いているような気持ちになりました。
    迫力のある挿し絵が内容を押し上げ、飯野さんの本領がフルに発揮されています。

    話のヤマ場の「しっこさん」の行動について、5歳の娘はとてもびっくりし
    「なんで?」と聞いてきましたが、
    「これは自分で考える事が大事だと思うから、一日考えてみて」
    とだけ答えました。
    読んだ後、娘は「いい本を借りてきてくれてありがとう」と言ったきり
    黙ってしばらく絵本を抱きしめていました。
    翌日、娘の出した結論は、私と同じものでした。
    久々に、どしーんと剛球を受けたような絵本体験でした。
    人間関係についてなにか読みたいときには、絶対おすすめです。

    投稿日:2006/10/19

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